カワカミプリンセス・オークス制覇
2006年 05月 22日
昨年は、スペシャルウィークの子供のシーザリオが優勝しましたから、2年連続で内国産の牝馬がオークス馬となったと同時に、お父さん同士も同世代でともにクラシックレースを沸かせた間柄というのも何かの縁かもしれません。
個人的に、キングヘイローは大好きな馬でよくまわりの人から、単勝馬券を買っては外しの繰り返しで、からかわれていました。11戦目のG1(皐月賞、ダービー、菊花賞、有馬記念、安田記念、宝塚記念、天皇賞、マイルチャンピオン、スプリンターズステークス、フェブラリーステークス、そして高松宮記念)で初めて勝ったわけですから、どれだけ外していたかわかりますよね。
それに比べれば、娘はわずか4戦目、初G1で優勝と孝行娘誕生でキングヘイローも喜んでいるでしょう。
さて今週は、日本ダービーです。今年のクラシック路線はサンデーサイレンスの最後の世代ですが、なんとまだ1頭もクラシックホースになっていません。ここ数年はなかったことです。また社台グループも1頭も勝馬をだしていないこともおもしろいですね。やはりゲームと違い、本当の競馬の世界はおもしろいですね。
私の一押しは、父がサンデーサイレンスのマルカシェンクです。2歳時は3戦3勝で、負かした馬には、フサイチリシャール(朝日杯勝馬)、ドリームパスポート(皐月賞2着)など、馬の実力は世代トップクラスです。残念ながら昨年暮れに骨折してしまい、復帰レースの京都新聞杯は5着でしたが、ダービーは頑張ってくれそうな気がします。そして福永祐一、初のダービー制覇(牡馬クラシックも初ですね)となれば、キングヘイローで負けたダービーの雪辱です。当時、ダービー制覇の特集を組んでいたという話も聞きますので、そのときの映像も含めて特集番組(キングヘイローも含めて)を放映して欲しいものです。これってかなり、夢物語ですね(笑)。