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by motohirokoshiyama
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ウィニー開発者に罰金150万円の有罪判決 京都地裁

著作権法違反幇助(ほうじょ)の罪に問われた元東大大学院助手金子勇被告に対する判決公判が13日、京都地裁であり、氷室真裁判長は「著作権者の利益が侵害されることを認識しながらウィニーの提供を続けており非難は免れないが、著作権侵害の状態をことさら生じさせることは企図しておらず、経済的利益も得ていない」と述べ、罰金150万円(求刑懲役1年)の有罪判決を言い渡しました。金子被告は控訴する方針のようです。
ソフトウエアが不正に利用されたことを理由に、開発者を有罪とした司法判断は初めてで、今後の技術開発にも影響を与えそうですね。

さて判決によれば、金子被告は自ら開発したウィニーが著作権の侵害に使われていると知りながら、03年9月に自分のホームページに最新版を公開。群馬県高崎市の男性(44)と松山市の男性(22)=いずれも同法違反罪で懲役1年執行猶予3年の有罪確定=が同月、ゲームソフト「スーパーマリオアドバンス」や映画「ビューティフル・マインド」など計28本を無許可で不特定多数のネット利用者に送信できるようにし、著作権侵害の手助けをしたとのことです。
判決はまず、ウィニーの性格について「さまざまな分野に応用可能で有意義なものであり、技術自体は価値中立的なもの」としたうえで、技術の外部への提供行為が違法になるかどうかについては「その技術の社会に置ける現実の利用状況やそれに対する認識、提供する際の主観的態様による」とする一般的な判断を示しています。
そのうえで、金子被告が捜査段階の供述やホームページに掲載した内容などをもとに、ウィニーが一般の人に広がることを重視し、ファイル共有ソフトがインターネット上で著作権を侵害する態様で広く利用されている現状を認識しながら認容していた▽金子被告が著作権侵害がネット上に蔓延(まんえん)すること自体を積極的に企画したとまでは認められない、としています。
さらに、やり取りされているファイルのかなりの部分が著作権の対象となるものだったことを認識しながら、ホームページ上でウィニーを公開し、不特定多数の利用者が入手できるようにした、と指摘。これにより実行犯による著作権侵害行為が行われたとして、金子被告の行為は幇助犯を構成すると結論づけています。

今回の判決についてのコメントはゆっくり考えてからにします。たぶん、金子被告もウィニーを開発したときに、これほどの社会を騒がせるソフトウェアになるとは思わなかったころだけは事実だったと思います。利用者が悪意を持って使ったことが悪いといえば悪いのですが、、、

本件の詳細記事
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by motohirokoshiyama | 2006-12-13 12:24 | ツール・小物