MLB、松坂大輔、普段着の投球で初勝利
2007年 04月 06日
試合展開は、レッドソックスが毎回走者を出しながら、得点ができない投手としてはフラストレーションがたまる展開でしたが、失点はホームランの1点のみ。7回を投げ終えた直後の8回に、オルティーズ選手の2塁打から2点をとり、試合を決定づけました。
松坂投手のデビュー戦勝利は、米メディアでも取り上げられ、AP通信は「Dice―K、上出来」と書き出し「松坂の名高い速球、チェンジアップ、それに時折、交えるカーブは感嘆すべきものだった」と称賛しています。また3度あった投ゴロの処理についても「守備の名手であることも示した」と、日本でゴールデングラブ賞の常連だった守備力を高く評価しています。
大リーグの公式ホームページも「マツザカ、強烈な印象」の見出しで「ロイヤルズを相手に、ボストンの右腕は打者を困惑させる能力を発揮した」と伝えています。長いシーズンの初戦ですが、幸先のよいスタートが切れた松坂投手、こんごんお活躍が期待できます。次はホームでのマリナーズ戦、イチローとの対決は見ものです。
写真は http://www.nikkei.co.jp/ から