イチローvs松坂、勝負に勝った松坂でしたが...
2007年 04月 12日
多くのファンの目を集めることはプロとして無上の喜び、だが「僕がこのざまじゃあいつ(松坂)を奮い立たすことはできない」と4打数無安打と第1ラウンドに敗れた悔しさを潔く認めました。2000年8月以来となる対戦。プレーボール直後、打席からマウンドを見つめたときに「じーんときた。あいつは特別な存在。お互いに意識しているということでしょう」。かつて日本プロ野球を支えた両雄は、昨年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では「王ジャパン」を優勝に導いたMVPとチームのリーダーという間柄、当時買い求めた腕時計をして球場入りしたあたりに、イチローの7年ぶり対戦にかける気持ちがのぞいていました。「今日はいろんな意味でビッグゲーム。こういうときになかなか自分を表現できないのはストレスですね」。今後も対戦は続きます、今後の対決に注目していきましょう。ただ、松坂投手はイチローとの対戦には勝利しましたが、3失点での敗戦投手、7回で3失点は投手の責任ではありませんが、相手投手がヘルナンデス投手であったことを考えれれば、対イチローに対した気力をマリナーズ全選手に対して発揮してほしかったですね、もしできないのであれば(当然ですが)、イチロー選手を意識しすぎたことが今日の教訓ではなかったかと思います。
写真は http://www.nikkei.co.jp/ から