高校生ドラフトで感じたさわやかさ
2007年 10月 04日
【セ・リーグ】
巨 人 佐藤 由規 仙台育英
中 日 佐藤 由規 仙台育英
阪 神 中田 翔 大阪桐蔭
横 浜 佐藤 由規 仙台育英
ヤクルト 佐藤 由規 仙台育英
広 島 唐川 侑己 成 田
【パ・リーグ】
日本ハム 中田 翔 大阪桐蔭
ソフトバンク 中田 翔 大阪桐蔭
ロッテ 唐川 侑己 成 田
西 武 裏金問題で指名権剥奪
楽 天 佐藤 由規 仙台育英
オリックス 中田 翔 大阪桐蔭
抽選の結果、佐藤選手はヤクルト、中田選手は日本ハム、そして唐川選手はロッテが交渉権を獲得しました。各選手ともプロ入りに前向きな姿勢での会見があり、すんなりとプロ入りが決定しそうです。
なかでもスポーツニュースで見た、佐藤由規選手の会見は、しっかりしていて感銘を受けてしまいました。ヤクルト、楽天、横浜、中日、巨人の順に高校生ドラフト史上最多の5球団が1巡目指名。運命の進路は「杜の都」(彼は楽天が第一希望だったようです)ではなく「神宮の杜」でした。
佐藤選手まず、「やっとプロの世界に入れると実感しました。感動しています」と語り、家族への報告はの質問に「最初は好きじゃなかったけど、野球をやらせてくれた兄に感謝したい。両親の支えがあったからここまでこられました。野球はいま僕の大事な宝物。プロに入った以上は親孝行、家族孝行できるように精いっぱいプレーしたい。」しゃべりながら、目が潤み始め、表情が一気に崩れ、そして大粒の涙がポロポロとこぼれ落ちたシーンを見て、すばらしい両親、家族の中でまっすぐに成長していったのだと思いました。
なかなか、記者会見の場で家族への感謝の言葉をしゃべることは難しいと思います。野球という宝物を教えてくれた兄、育ててくれた両親への感謝、この気持ちを大切に、「やるからには日本最速、世界最速までいきたいです。狙うところは新人王」の目標に向かって練習に励み、4月の開幕時点での1軍ベンチ入り、そして先発ローテーション入りを目指してほしいですね。
ドラフトの結果は、こちらから。
写真は http://www.sponichi.co.jp/ から