思っていることを書いています。最近、TBの調子がイマイチですので、返信できない場合はごめんなさい。


by motohirokoshiyama
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薬害肝炎訴訟、和解協議決裂へ

1日結論がのびた薬害肝炎訴訟の和解案ですが、結局は協議決裂と言う最悪の結末をむかえてしまいました。
b0077271_1871055.jpg舛添厚生労働相の会見はまず謝罪からはじまりました。まず謝罪というスタンスから、政府案は原告の承諾を得られるものではないと本人も理解していたのではないかと思います。昨日夜のニュースでは辞表を胸に入れて首相官邸に赴いたと言われる舛添厚生労働相でしたが今回の発表の際に辞任の2文字はありませんでした。
政府修正案では、「血液製剤フィブリノゲンは85年8月~88年6月、クリスマシンは84年1月以降について国・製薬会社の責任を認めた東京地裁判決を基準に、期間内の原告に対し、症状に応じて1320万~4400万円の和解金を直接支払う」と言うものです。
そして、一定期間に血液製剤を投与された原告には直接和解金を支払い、その他の原告らを間接的に救済する「基金」を30億円に積み増す案を大阪高裁に提出しています。一部の方(各種のブログサイトを見ると)の意見では、お金が欲しい患者さんもいるのですから、この案を否定するのはおかしいと意見もあります。それもひとつの考えかもしれませんが、この政府案は個人的には小手先で物事の真実を隠したような気がしてなりません。
原告側は「一律救済の理念に反する案だ」として政府案を拒否し、同高裁での和解協議を打ち切る考えを表明しました。この1カ月半に及んだ協議は決裂したも同然です。原告サイドは昨日に1人あたりの補償額を減額して患者全員一律補償という案を提示していましたが、その案も却下されたわけです。やはり、一律という考えは受け入れられないのでしょうか。
全国弁護団の鈴木利広代表は「要はお金の問題だという矮小(わいしょう)化した理解しかしていない。かえって原告の感情を逆なでする案だ」と政府案を頭から否定していますし、全国原告団の山口美智子代表は「私たちが全面解決という最後の山を登ろうとしているのを、福田康夫首相は突き落とした。舛添要一厚労相も握っていた手を放した」と言っています。その通りだと思います、小泉さんだったらどうしたかとふと考えてしまいました。彼がいい宰相であったかは別として、少なくとも目の前に政府が犯した罪が原因で病で苦しんでいる人には手を差しのべたのではと思ってしまいました。それが人間ではないでしょうか。
人間の持つ感情を理解できない人種が政治を司っている日本、この先が思いやられます。この問題の1日も早い決着を祈るのみです。

写真は http://www.jiji.com/ から
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by motohirokoshiyama | 2007-12-20 18:07 | 日記