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by motohirokoshiyama
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「フランダースの犬」に共感するのは日本人だけ

ニュースにこんなタイトルの記事がありました。
「ベルギー北部フランドル(英名フランダース)地方在住のベルギー人映画監督が、クリスマスにちなんだ悲運の物語として日本で知られる「フランダースの犬」を“検証”するドキュメンタリー映画を作成した。
物語の主人公ネロと忠犬パトラッシュが、クリスマスイブの夜に力尽きたアントワープの大聖堂で、27日に上映される。映画のタイトルは「パトラッシュ」で、監督はディディエ・ボルカールトさん。制作のきっかけは、大聖堂でルーベンスの絵を見上げ、涙を流す日本人の姿を見たことだったという。」(読売新聞より)


皆さんも本やTVでご覧になったことがあると思いますが、海外での評価は低く「負け犬の死」としてしか写らないようです。米国でも過去に6度映画化されているそうですが、原作が書き換えられてハッピーエンドの結末となっているそうです。
ボルカールトさんは、世界6か国での計100人を超えるインタビューを実施して、浮かび上がったのは、日本人の心に潜む「滅びの美学」という結論を導き出してます。「滅びの美学」という言葉、なんとなくわかるような気もしますが、少なくとも「負け犬の死」とは思えません。「判官びいき」という言葉も日本人は好きですが、弱いものを応援したくなるという気質があるのではないかと思います。

ラストは笑顔の少年をやさしく見守る天使だったような気がします。極楽浄土という仏教の考えにも近いと思うのですが。
ただ最近の風評をみると、日本人も変わっているような気がします。あと数十年すると、日本でも「フランダースの犬」は名作という評価ではなく、「負け犬の死」というレッテルが貼られてしまうかもしれません。そのような日本にだけはなってほしくないですね。(歳とりすぎたのかな?)
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by motohirokoshiyama | 2007-12-26 07:18 | 日記