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by motohirokoshiyama
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【裁判】光市母子殺害は死刑判決

今日、死刑判決がなされるかどうか注目されている光市母子殺害の判決が広島高等裁判所でありました。楢崎裁判長は主文を言い渡す前に判決理由朗読から始めるという通常では考えにくい順番となりました。

---朝日新聞から抜粋---
新弁護団がついた上告審の途中から殺意や強姦目的の否認を始めた経緯を検討。「当初の弁護人とは296回も接見しながら否認せず、起訴から6年半もたって新弁護団に真実を話し始めたというのはあまりにも不自然で到底納得できない」と述べた。
また、元少年側が「被害女性の首を両手で絞めて殺害した」との認定は遺体の鑑定と矛盾し、実際は右手の逆手で押さえつけて過って死亡させたものだとした主張を退け、「そのように首を絞めた場合、窒息死させるほど強い力で圧迫し続けるのは困難であり、遺体の所見とも整合しない」と判断した。
さらに、被害女性に母を重ねて抱きついたとする元少年側の「母胎回帰ストーリー」を「犯行とあまりにもかけ離れている」と否定。「性欲を満たすため犯行に及んだと推認するのが合理的だ」と述べた。また、被害女児の首にひもを巻いて窒息死させたとの認定にも誤りはないとした。
---ここまで---
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先日は放送倫理・番組向上機構(BPO)から、この事件報道に対して、放送各社に対して意見書がだされていました(http://kmotohiro.exblog.jp/8403471/)が、この判決はある意味、被告、弁護団が行ってきた主張を一蹴して、極刑を言い渡しています。
ある意味で、被害者の夫であり父である本村洋さんの主張が全面的に認められた結果です。主文を読む限り、「つじつま」の合わない供述が多く、裁判官の判断は間違っていないと思うのは私だけではないと思います。
死刑適用基準の指標とされる最高裁が1983年に示した「永山基準」以降、犯行時に少年だった被告の死刑判決が確定したのは過去2件ありますが、いずれも犯行時19歳で被害者は4人でした。今回の事件は、少年法で死刑適用が認められている18歳を1か月過ぎた少年による被害者2人のケースで、今回のひとつの論点は死刑選択の是非でしたが、新しい判断が下されたことにより、少年による重大事件への厳罰化の流れが一般的になればこの判決は画期的な判決になったともいえます。

死刑の是非が問われています。少年犯罪の極刑化は判断能力のある少年が犯したのであれば当然と思います。ただ死刑となるとこれは別問題で、死刑制度についても別途検討していただければと思います。例えば死刑に変わる終身刑制度などの導入とか、あるような気がしますが。

写真は http://www.jiji.com/ から
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by motohirokoshiyama | 2008-04-22 12:37 | 日記