【ネット犯罪】秋葉原事件の影響? ネットへの書き込み/一方でネット書き込み生徒を告訴
2008年 06月 16日
ネットに書き込んだ中学男子を補導 新潟県警の例にもあるように、愉快犯なのか本当に心を病んでいる人なのか不明ですが、類似事件が福岡、大阪などで相次いでいます。秋葉原事件のニュースで掲示板やブログ、チャットなどのメジャーなサイトを専門にチェックしている機関の存在は知りました。その担当者によれば以前からこの種類の書き込みはあり、警察に報告していたとのこと、今回の事件を契機に取締りが厳しくなったのかもしれません。ただ一度でも補導されるとなると、たとえ愉快犯であっても経歴に汚点を残すこととなります。警察の対応も難しいと思います。
一方で、こちらは既におきた事件になります。北九州の女子高校でおきた生徒自殺事件で、生徒の父親らが自殺に追い込む「書き込み」をした同級生を侮辱容疑で刑事告発することを記者会見で発表したそうです。亡くなった女子生徒は遺書で「『みんなに嫌われてるよ』などと何度も書かれた」「もう疲れました。我慢する意味が分かりません」と書いているそうで、同級生がネット上に「葬式出てやるけ はよ死ね」「動脈切って死ねー」などと書き込んだと説明しています。
書き込みをした生徒の気持ちはわかりませんが、インターネット普及段階では、「ネチケット」なる言葉があり「ネットワーク上のエチケット」がしきりにコンピュータ系の雑誌に掲載されていました。このような事件を目にすると、「ネチケット」をもう一度真剣に考える必要があると思いますし、もっとマスコミでとりあげるべきではないかと考えます。