【将棋】羽生善治二冠が名人位奪取、十九世永世名人へ
2008年 06月 18日
羽生名人は、1989年に初タイトルの竜王を獲得して以来、1994年に名人位を初めて獲得、七タイトル獲得数は68期と最強棋士といって差し支えのない活躍をしています。この「永世名人」獲得で既に、永世の称号を棋聖、王位、王座、棋王、王将の五冠で獲得していますので六冠目の永世称号となり、故大山康晴、中原誠両氏の五冠を抜き、将棋界初の永世六冠棋士の誕生です。残るは竜王のみですが、こちらも1期で永世位獲得ですから、近々永世七冠棋士誕生の予感があります。
1996年に年間七冠を達成後、将棋(勝負)に対してどん欲なまでのこだわりを薄れていると言われていましたが、今回の名人戦は第3局の大逆転に見られるように、勝利への執着が見られた棋戦だったようです。
こんなコメントを残していますが、これおから再び「羽生時代」が始まる予感を感じさせます。
「名人戦は対局時間も長いですし、長丁場なので、ずっと緊張感が続いていた。やっと緩んだ感じです。シリーズが終わったんだなと感慨みたいなものがありました。記念すべき共催最初の年に対局者として参加できて名誉なことだと思っています」
写真は ttp://www.sanspo.com/top.htmh から