【女性アスリート】悲喜こもごも、オグシオは号泣、浅田転倒、渋井は失速、古閑は3勝目
2008年 11月 16日
まず最初は、フィギュアスケートのグランプリシリーズのフランス杯での浅田真央選手から。ショートプログラムではジャンプを失敗して2位発進でしたが、フリーではきっと巻き返してシーズン初戦を勝利で飾るものと信じていました。ところがフリーでもジャンプで転倒してしまい結果は2位! 今シーズンはジャンプの精度を上げていくことが課題としてはっきり現れたような気がします。
次は今年が最後となる東京国際女子マラソン、渋井陽子選手がスタート直後から飛び出しての独走優勝を飾るかと思いましたが、魔の37km過ぎからの上り坂で失速してしまい、マラソン2回目の尾崎選手が見事に優勝を飾りました。ゲスト解説を担当していた高橋尚子せさんもご自身の過去のレースがラップしたのか、渋井選手が坂で失速したことについてのコメントは真実味がありました。しかし女子のマラソン界には新星誕生! 尾崎選手、加納選手の成長に期待ですね。
そして3番目は、「オグシオ」ラストゲームです。この全日本選手権でコンビ解消となる2人にとってのラストゲームは「スエマエ」ペアとの文字通りの日本一決定戦でした。
試合も大変迫力のあるもので、神様のちょっとした機嫌でシャトルがラインの内外に分かれるという微妙な判定も多々あるほどの熱戦となりました。結果だけ書くと2-0で「オグシオ」が勝利しましたが、第1セットはジュースを何回も繰り返しての勝利でしたし、第2セットも後半は終始リードされる展開を追いついての逆転勝利! 勝利の瞬間、小椋久美子選手、潮田玲子選手がコートで号泣するシーンは観ている者にも感動を与えました。
最後はゴルフの伊藤園レディズ。昨日まで1打差に10人以上がひしめく大混戦でしたが、古閑美保選手が6連速バーディーで抜け出して優勝しました。
女性アスリートそしてそのファンにとって、悲喜こもごもの1日でしたね。
写真は http://www.sanspo.com/top.htm から