【F12009】バルセロナテスト最終日、ヴェッテルが最速、来期のレギュラードライバーは?
2008年 11月 20日
1 S・ヴェッテル レッドブル 01:19.295 75
2 S・ブルデー トロロッソ 01:19.839 122
3 S・ブエミ トロロッソ 01:20.154 115
4 G・パフェ マクラーレン 01:21.140 81
5 J・バトン ホンダ 01:21.387 94
6 C・クリエン BMW 01:21.534 88
7 N・ハイドフェルド BMW 01:21.592 106
8 B・セナ ホンダ 01:21.676 107
9 N・ピケ・ジュニア ルノー 01:22.148 94
10 N・ヒュルケンベルグ ウィリアムズ 01:22.410 52
11 L・バドエル フェラーリ 01:22.866 120
12 G・フィジケラ フォースインディア 01:23.086 93
13 P・デ・ラ・ロサ フォースインディア 01:23.103 88
さて、来期のドライバーは誰かで一番の注目はトロロッソではないでしょうか、琢磨選手のコメントと見る限り好感触だったようです。一方のブルデー選手は来期のシートについては悲観的な予想をたてています。確かにF1は資金力が重要ですから、このブルデー選手のコメントもよくわかります。トロロッソはセナ選手の獲得も視野にいれているとも言われていますから、若手代表としてチーム入りが有力なブエミ選手も安閑としてはいられないようです。正式な発表は12月にずれ込むようです。
佐藤琢磨選手のコメント
「テストはとても楽しめた。再びマシンに乗ることができてすごく嬉しかったよ。前回の9月のテストでは、午後に雨が降ったために3時間しか走ることができず、少し不本意だった。でも、今回はとてもよかったよ。7カ月ぶりにまるまる1日走行することができ、合計200ラップを走りこめたんだからね。マシンの動きはすごくよくて、とてもドライブしやすく感じた。このチームと働くのは楽しかったし、エンジニアたちの仕事ぶりを見るのはとても興味深かったよ。僕にとって素晴らしい経験でありチャンスだった。スクーデリア・トロロッソチーム、それからレッドブルとマテシッツさんには心から感謝したい。」
ブルデー選手の来期契約についてのコメント
「チーム代表が決定するだけだったら、僕たちは来シーズンの契約をすでに交わしているだろうね。残念ながら、それはただ単に財政的な問題なんだ。もしお金がなければ、彼らがどうしたいかなんて全く問題にならない。それはとても簡単なことだけど、とんでもないゲームだよ。お金があれば問題ないけれど、ないと保留にされてしまうんだ。全てのカードが手に入るまで彼らは決断を下すことができないから、僕は待たされるゲームをプレイしているだけなんだ。こんなことになるなんて予想していなかったよ。これは契約の一部ではなかった。僕が契約をした時はチームは十分な資産を持っていたけれど、その後は……(沈黙)…これ以上はコメントできないけれど、マテシッツは自分がやるつもりだと言ったことをやっているだけなんだ。彼はそれほど多く投資しないだろうし、来年はもっと悪くなるかもしれない。チームはいいスポンサーを見つけることが出来ないから、資産が豊富なドライバーを見つけるしかないんだよ。」
写真は http://motorsport.com/photos/ から