思っていることを書いています。最近、TBの調子がイマイチですので、返信できない場合はごめんなさい。


by motohirokoshiyama
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カテゴリ:教育と図書館関連( 30 )

紙の百科事典とともに滅ぶものというコラムが掲載されています。私はある団体で、メルマガ、ブログの編集を担当していますが、別の担当者がブログに掲載していた記事をチェックしていて気がついたのが、この記事です。
記事は読んでいただければわかりますが、ネットが進展して家庭から百科事典がなくなってしまっていることを書いています。図書館には、百科事典はあると思いますが、弁護士事務所からは、現行法規総覧もなくなっているかもしれませんね。ネット社会の便利さは感じていますが、このコラムの最後にある言葉にも考えさせられます。
「知りたい情報を、何の記事項目に求めるべきか。意図した単語が項目になっていない場合はどうするか。デジタル化された事典なら全文検索であっさり見つけられるだろうが、紙の事典ではそこで、自分の求める知識への目的意識を鮮鋭化する必要があった。実はそれは、知的活動の重要な第一歩だったのではないか。」
その通りだと思います。教育基本法が参議院を通過するのは時間の問題ですが、ネット社会において「知的活動の重要さ」をどのように理解させ、習得させるかは大きな問題だと思うのですが。
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by motohirokoshiyama | 2006-11-29 21:48 | 教育と図書館関連
昨日から、ネットニュースでよくでていますので、もう知っていると思いますが、文部科学省の大学設置・学校法人審議会は27日、すべての講義をインターネット上で行なう「サイバー大学」の認可答申を行ないました。

この「サイバー大学」は、ソフトバンクが福岡の企業と共同で設立した「株式会社日本サイバー教育研究所」が運営にあたる4年制の通信制大学。大学のキャンパスは福岡県福岡市に設置しますが、授業はインターネットを利用してビデオオンデマンドで受講できるなど、卒業に必要なすべての単位を通学せずに取得できる点が特徴となっています。「サイバー大学」が設置する学部は、IT総合学部と世界遺産学部の2学部。入学定員は各学部600人で、3年次編入学定員が各学部50人。学長にはエジプト考古学者の吉村作治氏が就任する予定で2007年4月の開校です。構造改革特区制度を利用した株式会社立の大学は7校目となります。

何といっても、キャンパスに行かずに卒業できることを認めた文部科学省の英断には拍手ですね。ただし、大学設置・学校法人審議会の認可答申では、インターネットのみを用いて授業を行なう大学であるという特性から、開設時から4年制大学にふさわしい「学生の本人確認の確実な実施」や「大学教育の質を担保するためのガイドラインの作成」など、11項目を留意事項として挙げています。やはり、初めての試みですから、ある程度のチェック機構は働かせないといけないという考えなのでしょう。
私たちが学生の頃には、考えもしなかった新しい大学の出現に驚くとともに、世の中IT活用の世界になってきたのだと痛感しました。4年後にこの大学を卒業した学生のその後に注目しましょう。
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by motohirokoshiyama | 2006-11-29 08:29 | 教育と図書館関連
今年の8月に起きた、山口・徳山工業高専女子学生殺害事件で実名が報道された新聞に対して、閲覧規制をかけた公共図書館が多数あったことが問題となり、図書館関連ブログでも話題となりました。図書館の元締めでもある、日本図書館協会でもこの問題について検討していたようで、11月1日の朝日新聞にこのような記事が掲載されていました。
事件発生直後にも、松岡常務理事が同種のコメントをだされていたのでいずれはこのような発表があるとは思いました。
少年犯罪の実名報道紙・誌 図書館協会「原則公開」へ
まだ、日本図書館協会のページには関連記事のみの掲載しかありませんが、いずれは掲載されるのではないかと思います。と記事を書いていると、まだ制限をしている公共図書館があることを知り、複雑な心境です。
高専生殺害の実名報道紙、閲覧制限続ける 奈良の図書館

個人の見解を言わせていただければ、「図書館は言論の自由を守る役割がある。記事の内容は読者が議論すべきことだ。一般的に閲覧制限は検閲につながる。図書館は資料を提供し、国民の知る自由を後押ししなければいけない。記事内容の判断には、極めて慎重でなければいけない。」と言う松岡事務局長(現在入院中とか、いち早い復帰をお祈りします)の意見に賛成です。

ここからは宣伝ですので読み飛ばしてもかまいません。
さて、今月末(11月20日~22日)にはパシフィコ横浜で、「図書館総合展」というイベントが開催されます。図書館関連メーカーの展示と各種のセミナーがあります。久しぶりにセミナーでパネリストをやることになりましたので、資料作成を楽しんでいます(実際は苦痛ですが)。
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by motohirokoshiyama | 2006-11-04 11:23 | 教育と図書館関連
高専生殺害事件は容疑者が自殺という、真相が闇の中で終わってしまいました。被害者のご親族の方の心痛は計り知れないものがあると思います。事件は終了しましたが、関係のないところでまたこの事件が話題となっています。

それは、読売新聞が加害者の実名を載せた新聞を発行したことで、少年法の視点から、複数の公共図書館が新聞の閲覧制限を設けたことです。このこと自体については、読売新聞に日本図書館協会の松岡要事務局長のコメントが掲載されています。
「図書館は言論の自由を守る役割がある。記事の内容は読者が議論すべきことだ。一般的に閲覧制限は検閲につながる。図書館は資料を提供し、国民の知る自由を後押ししなければいけない。記事内容の判断には、極めて慎重でなければいけない」
全くその通りだと思います。もし、読売新聞だけでなく全ての新聞が実名掲載したら、どうしたのかを問いたいですね。きっとそのときは、読売新聞にあるおことわりと同じことを言うのではないかと思います。
「読売新聞社は、これまで容疑者が未成年のため、匿名で報道してきましたが、容疑者が死亡し、少年の更生を図る見地で氏名などの記事掲載を禁じている少年法の規定の対象外となったと判断したことに加え、事件の凶悪さや19歳という年齢などを考慮し、実名で報道します。」
記事掲載にあたって、このようなおことわりを読売新聞は記載しています。
そもそも、公共図書館とは国民の知る権利を守る番人ではなかったのでしょうか。その番人が記載されている内容を吟味し、閲覧制限を設けることは「検閲」に近しい行為を行っているように思えてなりません。何か違和感を感じます。

閲覧制限自体も問題ですが、私が提起したい問題点は別にもあります。それは

閲覧制限を新聞本紙のみにしかしていなかったのではないかという点です。現在、新聞のトップニュースはその新聞社のWebでも公開されています。ということは、館内にインターネット接続可能なPCがあり、それが一般公開されていた場合、そのPCにも何らかの制限を加えないと片手落ちになるという点です。私の友人などは、新聞は読まずに、Webを見てその日の出来事をチェックしています、このような人が図書館に言った場合は、今回の閲覧制限は効力を持ちません(ただ、彼は図書館には行きませんが)。

「図書館に司書は必要です、司書は状報の専門家です。」この言葉は図書館関係者がよく言っていますが、情報の専門家がこのような片手落ちの手続きをしていいのでしょうか。
もし、「少年法に反しているから閲覧制限をした。」というのであれば、「新聞紙だけでは、閲覧制限になりません。」と言うことです。新聞報道を見る限り、新聞紙についての制限を設けていることは判りますが、Webにまで制限をかけた図書館は一つのなかったようです。そのようなコメントを言っている図書館の方はいないようです。このことが問題なのです。

今、図書館には情報提供機能が求められています。その情報とは、紙媒体だけではなく、デジタル情報も含まれていることは自明です。このような時代に、どう対応していくか、今回の問題を題材に真剣に考えていくべきではないでしょうか。
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by motohirokoshiyama | 2006-09-13 18:30 | 教育と図書館関連
 日本のデジタル・ライブラリー構想はどうなっているのだろうかという疑問があります。デジタル・ライブラリーというか、電子情報サービスはどうなっているか、この全体像を把握している人はまずいないのではないかと思います。

 そこで、私が所属する専門図書館協議会の全国研究集会の分科会で「電子情報サービスの現状」という企画を立てました。発表していただく機関は、JST、NIIそしてNDLという、「いわば国家予算を使い資料のデジタル化を率先して行っている3機関です。またこの3機関は各種の電子情報サービスを展開しているのですが、その全容を紹介しているページがなく、非常にプロダクトアウトだという印象を持っていました。」(言い方が不適切かもしれませんが、申し訳ありません)

 分科会での発表は内容の濃いもので、私の知らなかったサービスも多々あり、非常に参考となりました。またこのときの配布資料も期間限定でWebに公開しています。興味のある方はダウンロードしてください。

 また、JSTではGoogleとジョイントしたサービス展開を考えており(Google Scholar)、ワールド・デジタル・ライブラリーの一翼を担う役割を果たしていきそうです。Google Bookだけでもびっくりしたのに、別サービスまで考えているGoogleのすごさにまたびっくりもしました。

 Google Bookは、日本版のリリースも検討しているようで、Googleの人材募集のページ(こんなページがあることもびっくりですが)に出版社パートナー開発担当職募集が掲載されていました。ちょっと古いですが、こんな記事(グーグル、日本でも書籍全文検索サービス提供へ)もでています。
 
日本(語)でも近々、ワールド・デジタル・ライブラリーが実現するのではないかと感じている今日この頃です。

 Google Bookについて    → http://books.google.co.jp/intl/ja/googlebooks/about.html

 Google Scholarについて → http://scholar.google.com/intl/ja/scholar/about.html

参考:専門図書館協議会・全国研究集会の配布資料(~8月末まで公開中です)
 1.「J-STAGEによる電子ジャーナルの提供とJournal@rchive 」(約5.0MB)
  http://www.jsla.or.jp/seminar/document/s1-JST-Wada-AM.pdf

 2.「国立情報学研究所の電子情報サービス」(940KB)
  http://www.jsla.or.jp/seminar/document/s1-NII-Ojiro.pdf

 3.「国立国会図書館の電子情報サービス」(944KB)
  http://www.jsla.or.jp/seminar/document/s1-NDL-Uetsuki.pdf

 4.「J-STAGEと電子ジャーナルの今後」(370KB)
  http://www.jsla.or.jp/seminar/document/s1-JST-Wada-PM.pdf

5.「機関リポジトリ振興を通じた最先端学術情報基盤(CSI)構築:NII」(573KB)
http://www.jsla.or.jp/seminar/document/s1-JST-asoshina.pdf(2006.7.21. add)
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by motohirokoshiyama | 2006-07-20 21:01 | 教育と図書館関連
今年金沢に行くまでは、この夢のような構想は果たして実現するのであろうかと半信半疑でした。ところが先々週金沢工大で「国際ラウンドテーブル」に出席した後、近未来にこの「デジタル・ライブラリー」は必ず実現するであろうろいう確信を持ちました。

まずは。Googleの「Google Book」ベータ版ですがすでにかなりの検索が用意されています。またフルテキストにたどりつくことができる文献もかなり用意されています。そして一番感心したのは、ヒットした文献を購入できるサイトを紹介していることです。
まさに、ライブラリーと本屋さんがこの世界では共存しています。

アドレスはこちら →  http://books.google.com/

また、シンポジウムで発表された先生方は、全てコンテンツが大事であるというベースにたってお話しをされていました。このことは非常に重要で、デジタル化をすることは維持が大変で、コンテンツ収集を怠るとすぐに陳腐化してしまうということをよく理解されているということです。

にわかSE(特に、司書で若干システムのことがわかる人)は、まずシステムありきからスタートします。私が所属している団体でもそういう人は数多くいました。その人たちは何か新しいことをしたい、それはシステムだと短絡的に考えてしまいます。システムなどはコストをかければ簡単に構築できます。問題はそのシステムのデータベースなのです。これは長年にわたり維持管理していかなければいかないものですし、新しいコンテンツを追加していかなければいけません。この手法を理解していないと「絵に描いた餅」となってしまいます。

今回、金沢工大の「国際ラウンドテーブル」の講師の方々はここを理解されてお話しをされていました。このことが、「ワールド・デジタル・ライブラリー」が実現すると私が考える理由です。
今回は、そのさわりの部分をお話ししましたが、次回は米国での事例を含めてお話ししていきたいと思います。地域情報化は全世界に広がっているのですね。
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by motohirokoshiyama | 2006-07-18 23:23 | 教育と図書館関連
「比較日本学研究の対話と深化」と題したシンポジウムが7月8日、9日の2日間、お茶の水女子大学で開催されます。
私の本業は建設関連ですので、セッション2に興味があります。皆さんはどのセッションに興味がありますか。今日は久しぶりに、スポーツ関連以外の話題提供でした。
詳細は、http://www.cf.ocha.ac.jp/ccjs/8th.pdf です。


7月8日(土)理学部3号館701号室
開会式(13;00~13:30)
セッション1(13:30~17:00)
テーマ:日中比較詩学の視点
    詩はどのようなものと考えられてきたのでしょうか。日本と中国、重なる部分と異なる部分。
    三人の中国学研究者の報告を通じて、日中比較詩学の視座を切りひらく試みです。
 司  会  和田 英信(お茶の水女子大学助教授) 
 研究発表  蔡   毅(南山大学教授)
       「中国における日本漢詩」
 研究発表  門脇 廣文(大東文化大学教授)
       「中国詩学における対立する二組の主張」
 研究発表  川合 康三(京都大学教授)
       「日本の花・中国の花」 

セッション1終了後、懇親会(会費:3000円)もあります。

7月9日(日) 理学部3号館701号室
公開講演会(11:00~12:00)
     『京都・奈良の尼門跡と皇女尼僧の美の営み』
       パトリシア・フィスター(国際日本文化研究センター助教授)
       司会:ロール・シュワルツ=アレナレス(お茶の水女子大学助教授)

セッション2(13:30~17:00)
テーマ:都市の芸術的記憶とアイデンティティー
     -日本とヨーロッパ:交錯する視点-
    美術史と建築史の立場から、日本とヨーロッパの都市の芸術的表象について、異なった角度から比較します。
司  会  ロール・シュワルツ=アレナレス(お茶の水女子大学助教授) 
研究発表  ニコラ・フィエヴェ(フランス国立科学研究庁(CNRS) 中国日本チベット文明研究センター副所長)
      「ヨーロッパと日本の都市における建築文化財の保存についての考察」
研究発表  廣川 暁生(お茶の水女子大学 日本学術振興会特別研究員)
      「16世紀フランドル美術における都市の表象―アントワープの場合」
研究発表  ヴェロニク・ベランジェ(フランス国立図書館東洋写本部学芸員)
      「エメ・アンベールの『絵で見る日本』(1870年)に見られる江戸の町の表象」

<お茶の水女子大学比較日本学研究センター>
〒112-8610  東京都文京区大塚2丁目1番1号
(東京メトロ丸ノ内線茗荷谷駅下車徒歩5分 正門(東門)からお入り下さい。)
お問い合わせ(月~金 10~17時) Tel. 03-5978-5691(森山新) 03-5978-5504(王冲) Fax.03-5978-5508 
E-mail ccjs@ocha.ac.jp
*託児施設を準備します。ご希望の方は、6月30日までに上記事務局までご相談ください。
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by motohirokoshiyama | 2006-06-27 08:45 | 教育と図書館関連

CSRについて考えよう

“CSR”とはCorporate Social Responsibilityの頭文字をとった表現で、日本語では「企業の社会的責任」と一般的に言われます。
“CSR”という言葉自体は新しく海外から来たものですが、もちろん、日本企業はこれまでにも社会に対してさまざまな貢献を通して社会的責任を果たしてきました。
たとえば、製品やサービスの提供、雇用の創出、税金の納付、メセナ活動などが挙げられます。
しかし、企業の社会的責任の定義や範囲は時代とともに移り変わり、近年は、従来とは違った角度から企業の社会的責任が議論されています。その背景には、「マルチ・ステークホルダー・エコノミー」と呼ぶべき新たな時代の到来があります。企業と何らかの利害関係を有する主体はすべてステークホルダーです。
ステークホルダーには、顧客、株主、従業員のほか、取引先、地域住民、求職者、投資家、金融機関、政府など、実に多くの主体が含まれます。企業にとって、これらのステークホルダーそれぞれとの関係をこれまで以上に大切にし、具体的かつ実効性のある配慮行動をとることの重要性が増しているのです。その結果、現代企業に求められる社会的な責任は、従来の経済的あるいは法的な企業の責任を大きく超えた概念にまで広がったと言えます。
また、Cが”Consumer(消費者)”、”Citizen(市民)”、”Community(地域)”、”Country(国)” といった立場からも考えなければいけないのではないかという新しい動きもあります。


なんてえらそうに、ある図書館系のメルマガに書いてしまったことがあります。最近、ある方たちの会合でCSRの話題がでました。地域コミュニティとCSRという関連性についていろいろな意見を交わした記憶が残っています。
最近とどいた、公共図書館のメルマガにも「CSR関連書籍を収集しています」と言う記事がありましたし、CSRはこれからますます注目されていくような気がします。

CSRについて、ちょっと深く勉強してみようかと考えている今日この頃です。
そうだ、この本(CSRの最前線)で勉強しよう。
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by motohirokoshiyama | 2006-06-08 20:26 | 教育と図書館関連
久しぶりに、図書館について書いてみようかと思います。先日、ある図書館系団体の総会に参加してきました。以前参加したときは、喧々諤々の議論創出、事務局と会員の間の意思疎通の悪さなど、紛糾する総会で有名でしたが、事務局体制が一新され思ったほどの混乱はありませんでした。結構他人事のように書いてしまいましたが、よく考えれば今年から理事を引き受けてしまったので、私も執行部サイドですね、少し反省しなくては。
総会でいろいろな意見がでましたが、総じていい言い方をすれば「自分たちのために何かして欲しい」、悪い言い方をすれば「私たちは何もしないけど、立場を守って欲しい」というように聞こえる意見が多かったように思います。別の団体で来月末に全国研究集会があるのですが、その統一テーマは「たちあがれライブラリアン」この言葉気に入っています。他人のあとをついていくことは簡単ですが、自分で道を切り開いていくことはたいへん難しいものです。

公共図書館界では、指定管理者制度(すなわち、図書館運営のアウトソーシング)が話題となっています。民間企業の資料室では10年近く前からアウトソーシングは進んでいます(と言って、純粋に外部委託ではなく、関係会社への委託が大多数)。ちょっと近しいところの動きを見つめていれば、指定管理者制度は図書館界にも押し寄せてくることはわかっていたはずで、自衛手段も取れたはずです(指定管理者で運営されている図書館でも素晴らしいところはありますので、一概に指定管理者は×とは思いません)。
また、公共図書館界ではビジネス支援も注目されています。こんなレポートも発行されています。
b0077271_9115199.jpg

先日このとりまとめをされた方とお話をしたのですが、「ビジネス支援に取り組んでいる図書館は全国で200館あまり、毒薬と思って2000館にこのレポートを送付しました。どこかで意気に感じてくれればいいのですが。」
このような方がいるうちに、図書館の人は目覚めないといけませんよ。
私は企業の資料室に10年近く在籍しましたが、今は社内では全然違う仕事をしています。資料室が嫌で転属したのではなく、本人の意思とは別に移動命令がでました。資料室に在籍中はなくこんなことを言われました。
「いつまで、そこで遊んでいるの。こっちの部署にきて一緒に仕事しようよ!」この声にいつも資料室の役割を説いていましたが(過去のブログ見てください)、理解してくれる人は少なかったです。

図書館で働いている方って、たぶん図書館をよく利用する人が働いているのだと思います。「どうしたら図書館嫌いに図書館を利用してもらえるか」私は資料室在籍中、いつもこのことを考えていました。
もっと真剣に自らの職場のことを考えるべきだと思います。
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by motohirokoshiyama | 2006-05-28 09:12 | 教育と図書館関連
昨日、金沢工業大学LCから、「国際ラウンド・テーブル」案内&申し込みが送られてきました。先日主催者のLC館長・竺先生にお会いしたところ、「越山くん、今年はワールドワイドに大学・団体の図書館長を呼んで、デジタルライブラリーについて議論するよ。」と言われていましたので、結構期待していました。
その期待にかがわず、今年も内容はもりだくさんです。
「ワールド・ライブラリー・イニシアティブ」
  (J.ジョージ氏≪元米国国文書館連絡部長≫)
「グーグル・ブック・サーチについて」
  (M.ケラー氏≪スタンフォード大学図書館長≫)
「コンテンツ公開連携について」
  (C.ムーア氏≪トロント大学図書館長≫)
「ワールド・デジタル・ライブラリーの学術界へのインパクト」
  (S.ホイートリー氏≪米国学術団体評議会副会長≫)
「ヨーロッパ・ライブラリーについて」
  (E.ニッゲマン氏≪ドイツ国立図書館長≫)
1日目は、この方々の講演会で、2日目は参加者を含めてのディスカッションです。今年も、七夕(7月6日、7日)は金沢で過ごすことになりそうです。
ハワイ大学の先生や多数の方とまたお会いできることが個人としてはうれしいのですが、竺先生からは、新しい方にも多数参加して、皆で議論して欲しいと言われています。どなたか参加する方いませんか。参加費はたったの1万円(私は、格安だと思います)ですから。

「国際ラウンドテーブル」とはこんなすばらしい会議です。
http://www.kitnet.jp/news/2004/16-12-6.html
国際ラウンドテーブルで発表された論文は、2001年までのものがまとめられ、「Development of Digital Library: An American Perspective」として発行されています。また来年3月頃に、それ以降をまとめた続編が刊行予定とのことです。
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htmy/0313314780.html

ちなみに昨年7月開催された、国際ラウンドテーブルで発表された方の講演が「情報管理」に掲載されています。
◆進化するコンテンツ利用者
 -新しいタイプの利用者の役に立つために図書館はどのように変化すべきか
 ヒーリー, レイ ワトソン
http://www.jstage.jst.go.jp/browse/johokanri/47/9/_contents/-char/ja/
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by motohirokoshiyama | 2006-05-13 11:53 | 教育と図書館関連