思っていることを書いています。最近、TBの調子がイマイチですので、返信できない場合はごめんなさい。


by motohirokoshiyama
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我家も子供ができなく妻は不妊治療を受けていました。足掛け3年ほどの治療を受けておりその最後は、「もう病院には行かない! あなたには綿w氏の心はわからない。産婦人科で診察を待つ間、おなかの大きくなった妊婦を見る私の感情がどんなものなのか。」b0077271_2339933.jpg
20数年前に言われたこの言葉は、今も鮮明に覚えています。幸いこの直後に妻は妊娠し、2人の息子を授かることができました。今回のこの事件を知り、この言葉を思い出さずにはいられませんでした。
自分のおなかを痛めた我が子が欲しいと思うのは、女性として当たり前のこと、体外受精の是非はありますが、今回香川中央病院での事件を知ったときに、奥様の心の中で何が去来したのか、少しはわかるような気がしますし、旦那様がどんな気持ちになったのか、よくわかるような気がします。
新聞によれば、『「せっかく授かった命。自分たちの子どもなのか、調べる方法はないのか」と、病院に求めた夫婦は、検査が可能になる頃には、中絶ができなくなると告げられた。女性は手術を受けたその日、ただ涙を流したという。』とあります。苦渋の決断をされたご夫婦の無念、このような取り違えは絶対あってはならないことだと思います。医師、特に産科医が不足しその過激な労働はよく理解できますが、このようなミスを再発しない体制の確立を望みます。

写真は http://mainichi.jp/ から
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by motohirokoshiyama | 2009-02-20 23:33 | 日記

再び、代理出産について

先日の向井・高田夫妻の出生届けの受理問題に続き、今回は諏訪マタニティークリニックで、子供を産めなくなった娘の代わりその母親が代理出産をしていたという事実が公表されました。
この件が発端かどうかは別として、高市早苗少子化担当相は「法的、倫理的な問題などをおくせずに議論していくべきだ」と述べ、また塩崎恭久官房長官も「大変重要な問題であり、少子化時代のなかでぜひ関係省庁で検討していくべきではないか」と述べています。
柳沢厚労相も同様の発言をしており、厚生労働省も代理出産の是非を検討する委員会などを近く設置する検討に入ったそうです。

■生殖医療を巡る動き
1983年10月 国内初の体外受精で子供が誕生
1998年 6月 国内初の卵子提供による体外受精を根津八紘・諏訪
          マタニティークリニック院長が公表
2001年 5月 国内初の代理出産を根津院長が公表
2003年 4月 厚生労働省厚生科学審議会が代理出産を禁止する
          報告書をまとめる
      同月 日本産科婦人科学会が代理出産を禁じる指針を定める
      10月 関西の夫婦が米国での代理出産でもうけた子供の出生届
          が受理されなかったことが判明
2004年 2月 着床前診断によって妊娠した例を神戸市の産婦人科医が
          公表
2006年 9月 東京高裁が、向井亜紀さん夫妻が提出した出生届の受理
          を命令
     10月 祖母が「孫」を産む形の代理出産を根津院長が公表

■海外では。英米容認、独仏禁止
海外では、英米などが代理出産を容認している一方、独仏などは禁止しているそうです。米国では、国家による規制がなく、ビジネスとして行われ、日本から100組前後の夫婦が渡米、代理出産で子供をもうけたとされる。代理母は200万円程度を受け取り、全体で1000万円以上かかるという。米国では年間1000件前後の代理出産が行われており、代理母が子供の引き渡しを拒むなどのトラブルは数件程度とされています。
イギリスでは、生殖医療に関する法律に基づき、公的機関が営利目的の代理出産のみを禁じています。一方で、フランスなどは「女性を出産の道具にする」などとして代理出産を認めていません。

簡単に、結論が出せる問題でないことがわかりますね。私なりの答えがでましたらまた、報告しようと思います。このような世論調査結果もあります。
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図は http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20061018ik02.htm から転載
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by motohirokoshiyama | 2006-10-19 20:48 | メディア(本、映画、記事)紹介
東京都品川区は10日、タレント向井亜紀さんと元プロレスラー高田延彦氏夫妻が代理出産でもうけた双子の男児(2歳)の出生届受理を命じた先月29日の東京高裁決定を不服として、最高裁への「許可抗告」を申し立てました。
これを受け夫妻は高裁決定後、初めて会見して、高裁決定に「真正面から取り組み理解していただいた」と感謝した上で「最高裁には2人の子どもたちの幸せを考える決定をしてほしい」と訴えました。

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さてまず「許可抗告」という制度について、調べてみると『憲法違反ではないが、判例違反や法令解釈上の重要な問題が含まれていると高裁が認めた場合に抗告が許される。』とあります。高裁が認めないとこの抗告が却下されるわけですが、ここまで大きな問題(話題?)となってしまいましたから、最高裁での決定を仰ぐのではと思います。
次に、高裁での決定についてポイントをまとめると、まず
高裁決定も民法の解釈論としては「高田夫妻は法律上の親とはいえない」としています。その上で
<1>米国裁判所が高田親子の子と認定した
<2>向井は子供を産めない体である
<3>代理母も金銭目的ではない、などを認定とあり、
「血縁関係は明らかで、親子と認めた米国の確定裁判を承認しても公序良俗に反しない。受理しないと法律的に受け入れる国がない状態が続く。子の福祉を優先すべき」と判断したとあります。

また、会見で向井さんはこんな話もしています。「先日、置引に遭い、子どもたちの健康保険証もなくしてしまい、品川区役所で再発行を求める書類を書く際、続き柄を空欄で出したら、打ち出された書類は『母』になっていました。実務的には母にしてもらっている」
裁判をする意味について2人は「役所はなぜ不受理なのか説明してくれない。子どもたちが大きくなったときに、きちんと理由を含めて説明してあげたい。説明できる判断なら期待した答えではなくとも納得する」と話しています。
日本では、代理出産は認められていません。法律を杓子定規に順守するなら、向井・高田夫妻の行為は法律違反であり、出産届けは受理されない形となります。しかし高等裁判所の判決は、この事実を認めた上で「子の福祉」を最重点に判断したと考えます。

確かに、海外に行き代理出産をするには莫大な費用がかかり、かなり裕福な家庭でないと実現できないことは事実ですから、法の下での平等に反するという意見もあると思います。だったら日本でも代理出産を認めるように法律改正をすればいいのかもしれません。倫理面での十分な検討は当然必要ですし、すぐには結論がでない問題であるとも思います。
子供は授かりものであるのだから、人工的に子を産むのはおかしいという議論もありますが、倫理観から言えば、臓器移植も同じであると思います。

「子の福祉」、生命を与えられた子供たちに何の罪もありません。彼らのこれからの人生を考えるにあたり、何がよいのか、どうしなくてはいけないのか、その点を熟考した、最高裁の決定に期待します。

写真は スポーツニッポン から
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by motohirokoshiyama | 2006-10-11 18:34 | メディア(本、映画、記事)紹介