思っていることを書いています。最近、TBの調子がイマイチですので、返信できない場合はごめんなさい。


by motohirokoshiyama
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ちょうど1週間ほど前、私のブログの閲覧者数が通常より1000人以上も多いカウントを2日間続けました。特に目新しい記事、話題となるような記事を書いたわけでなく、何でだろうと思っていました。
そして何の気なしに、閲覧者解析(ネームカードの中にあります)を見ていると、閲覧元サイトはYahooやGoogleの検索サイトからと変わっていませんでしたが、検索キーワードの上位に「図書館猫デューイ」「デューイ 猫」などが並んでいるではないですか(この記事にTBしたブログ記事も上位にランクインしていましたので、納得です)。そういえばボケッと見ていたTVの番組CMで「デューイ」の写真を見たっけと思い出し、友人にメールしたところ、今「デューイの本を読んでいます、涙なしでは読めません、、、  そういえばTVはアンビリーバボーではなかったかと思います。」との返信がきました。
早速ネットで調べると、22日に「アンビリーバボー400回スペシャル 世界一有名な猫の全記録」と題して【デューイ】が特集されていました。あらすじも出ており、それを読むとなかなかの内容、きっと本はもっと素晴らしいのではとアマゾンをみるとたくさんの書評が掲載されていました。
図書館ねこ デューイ ―町を幸せにしたトラねこの物語 → http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4152089652/monocolle-22/ref=nosim#cust-reviews
他にもネットを調べていると、何と映画化が決定したとか!
ついに映画化!図書館ネコ「デューイ」の生涯 → http://current.ndl.go.jp/node/9376(さすが、カレントアウェアネス!情報が速い)
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そしてデューイのことを専門にとりあげているブログもあることがわかりました。
図書館猫デューイ → http://blog.hayakawa-online.co.jp/dewey/
その中には立ち読み版という記事があり、第1章を読むことができます。涙腺の弱い人はこれを読んだだけで目頭が熱くなると思います。かく言う私もその一人ですが。
そしてこのブログの中には、全米各地にいる図書館猫をまとめた「Library Cat Map」も紹介されています。猫大好き人間には見ていて飽きないサイトです。
このほかにも、デューイの動画を集めたサイト → http://idolsukiotoko02.blog27.fc2.com/blog-entry-973.html
などがあり、もう亡くなってから1年以上たつ「デューイ」の魅力を後世の人に教えようと言う人たちの数の多さには感動しました。

早速帰宅時に本を購入、今読んでいる最中です。猫を描いている本というだけでなく、先ほど紹介したアマゾンのページにある書評で書かれているように、デューイと図書館長(作者でもある)ヴィッキー・マイロンさんの生活を描いています。本の内容は皆さん購入して読んでいただくとして、マイロンさんは図書館長としても素晴らしい方だと思いました。
「りっぱな図書館は大きかったり美しかったりする必要はない。最高の設備とか、非常に有能なスタッフとか、最高の利用者は必要ない。りっぱな図書館は必要なものを与えてくれる。地域社会の生活にすっかり溶け込んでいるので、かけがえのない存在になっている。いつもそこにあるので、誰も気づかないのがりっぱな図書館だ。そしてみんなが必要とするものを常に与えてくれる。」(p.134)
と言っています。日本の公共図書館の方にぜひ読んでいただきたいと思います。マイロンさんに負けない素晴らしい公共図書館員の方も多数存知あげていますが、日本図書館協会の総会で発言される会員の質を考えると前述の言葉が浮かびます。もう少し自らの権利を主張するだけでなく、なぜ公共図書館に指定管理者制度が導入されるのか、きっと日本の公共図書館は「地域社会の生活に溶け込んでいないので、かけがえのない存在になっていない。」から指定管理者制度、PFI制度による運営をしてもいいのではないかと首長以下の行政幹部は考えるのではないかと思います。
「デューイ」はセラピーキャットだと言われています。猫がいたから、このスペンサー公共図書館は世界的に有名になったのかもしれませんんが、そこで働いているスタッフの方にセラピニストとしての資質があったから、返却ポストに捨てられていた「デューイ」を図書館で飼うことし、「デューイ」もスタッフの方々の考えをわかって一所懸命に働いたのではないかと思います。
我家でも猫を飼っていますが、動物は人間の心理をよく理解しています。落ち込んだときはそばにきて慰めてくれますし、気分のいいときは一緒に遊ぼうとじゃれついてきます。たぶん、この本を読んで自らの経験をオーバーラップさせた方も多いと思います。また忘れていたペットへの愛情を思い出した人も多いと思います。

「デューイ」が拾われたのは1980年代半ば、オイルショック後の不景気の最中です。スペンサー公共図書館のある地域も不況の真っ只中だったそうですが、「デューイ」の存在が市民に希望を与え、街は活気づいたそうです。今また世界不況が襲っていますが、きっとこの街の人たちは「デューイ」を思い出し頑張っていると思います。
私たちの身近には「デューイ」はいませんが、その思いを心の中にひめてこの不況に立ち向かっていかなければいけないと感じています。

写真は http://spencerlibrary.com/postcard.htm から
最初に書いた「デューイ」の記事はTBを見てください。
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by motohirokoshiyama | 2009-01-28 20:19 | メディア(本、映画、記事)紹介
今年もライブラリーフェアがパシフィコ横浜で開催されました。早いものでもう10回目、私の所属する企業も過去3回ほど出展し、企画も数回担当していましたので、けっこう思い入れのある展示会です。
今回から新たに「学術情報オープンサミット」が併設され、ポスターセッションが設けられていました。1枚1枚のポスターにはいろいろな情報が満載で、企業の展示ブースよりためになる情報も多々あったように思います。
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金融危機の影響もあったのか、企業の参加は昨年より少なかったのではと思います。少なくとも展示スペースは減っていました。受付が展示コーナー内に設置されていましたので、ちょっと戸惑いました。また図書館家具メーカーの担当者(今年も彼が展示をまかされたとのこと)と立話をしたのですが、
「今年はあまり、展示にコストをかけることができず、うまい形でのPRができませんでした。でもできる限りの展示はできたと思います。」
出展者が減少し、各社のブースも昨年より小さくなっていますが、出展者の心意気はいささかも衰えていない、頑張って欲しいと思いました。

さて今回は、ARG(ACADEMIC RESOURCE GUIDE)が主催した第2回ARGカフェ&ARGフェスタに参加しました。図書館総合展も多数のフォーラムを開催していますが、会場はパシフィコ横浜会議センターでしたが、フォーラム案内には掲載されていない知っている人たちの集まりといったものなのかもしれません。
ARG自体は、メルマガ発行数4000部強という、人文科学、社会科学、自然科学の各分野における電子メディアの学術利用を展望した情報発信を行っている機関(一人でやられているので機関はオーバーかもしれませんが)です。参加者は60名強、普段の図書館関係者の集まりであれば、かなりの顔見知りの方はいるはずですが、よく知っている人は数名と久しぶりにアウェイ! だなあと感じました。
カフェは、お一人5分合計11名の発表があり、その後にディスカッションを約1時間という2時間の集まりです。詳細はARGのブログに掲載されると思いますので割愛しますが、図書館関係の方はあまり人前で話す機会がないと感じていますので、5分という短い時間(逆に、言いたいことをまとめるのが大変な時間設定かもしれません)、話す機会があるというチャンスをどんどん活かしていくべきだと思います。
ある意味では、上司の了解をとらずに発表ができる場でもあると思いますから、積極的に活用してどんどん自分の仕事をPRして欲しいですね。

さて場所を移してのフェスタでしたが、ちょっと困ったことが発生してしまいました。それは名刺をそれほど持参していかなかったこと、帰宅したあとチェックしたら1枚しか自分の名刺が残っていない状況でした。
多数の方とフェスタではお話しする機会がありましたが、沖縄から来られた方のお話には感じるものがありました。やはり沖縄だと情報収集に限界があり、こちらまで来たとのこと。私は情報収集には2通りあり、ひとつは情報媒体(ネット、書籍、雑誌など)から収集する、他一つはフェース・トゥ・フェースで収集する。彼の発言では前者の場合でも首都圏とでは格差があるとのこと。やはり所属している専門図書館協議会のホームページ等を充実して、情報発信(配信かも?)いかなければいけないなあと思ってしまいました。そうそうこの機会に友人が頑張っている専門図書館MLの広報もしなくては!
その他、「Next-L」のMLで名前は存じ上げていた方ともお話ができたこと、大学製の方と話す機会ができたこと、サイエンス系分野の方との交流の足がかりがつかめたことなど、久しぶりに有意義な時間をすごすことができました。

やはりホームばかりで仕事をするのでなく、アウェイ(自分の専門分野の人が集まる場所ではなく、まったく知らない分野ではなく、近しい分野の人たちが集まる場所という意味で使っています)に積極的にでていかなければいけませんね。でもARGの集まりって、特に図書館総合展に併設で催されたカフェ&フェスタですから、アウェイではないのかもしれません。名刺交換をさせていただいた方にお伺いしたところ、皆さん方同士もほとんど初対面だそうで、ARGのメルマガ購読者の裾野の広さにビックリしました。
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by motohirokoshiyama | 2008-11-29 09:18 | 教育と図書館関連
以前にこのブログでも取り上げましたが、橋下知事の財政削減策が実行され、大阪府労働情報総合プラザが7月末で閉鎖されてしまいました。
しかし貴重な情報を守りながら、利用者サービスを実現しようとスタッフの方々が尽力し、昨日「エルライブラリー」として新しく発足しました。当然大阪府からの援助は「ゼロ」ですから、ライブラリーの運営資金は自ら稼ぎださなければいけません。そこで日本では珍しい会員制のライブラリーとして利用者の方に会員になっていただき、運営をサポートしていただこうとこのような制度を取り入れています。
エル・ライブラリーをご支援ください → http://d.hatena.ne.jp/l-library/20080801/1223619179

館長に就任された谷合さんの心意気は、ブログに記載されています。ここでコメントさせていただくより、興味をもたれた方はぜひ読んでください。
エル・ライブラリー開館にあたって →  http://d.hatena.ne.jp/l-library/20081021/1224515473

谷合さん、千本さん(このお二人でライブラリーは運営されています)にお会いしたとき、お二人は嵐の中で新しい船出をされたののもかかわらず、大変明るく、「サポート会員さんが集まらないと、私たちの給料はゼロなんですよ」と笑ってお話しされていました。昨日無事にオープニングセレモニーも行われて、公開初日にサポート会員になられた方もいらっしゃったとか、まずは心から「開館、おめでとうございます」と言いたいと思います。
いろいろと賞賛の言葉を書き並べることはできますが、彼女たちを見ていると、つたない言葉で語ることは失礼ではないかと感じてしまいます。人間、意欲があればできないことはないと痛感しました。
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頑張れ。エルライブラリー!
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by motohirokoshiyama | 2008-10-22 06:54 | 教育と図書館関連
焚書(http://shaunkyo.exblog.jp/8239012/)というタイトルで記事ははじまっています。先日ブログでも紹介した、セミナー案内の呼びかけ人の大阪府労働情報センターの廃止をつげるブログ記事でした。
「ふんしょ」と読めずに調べてみると「特定の知識以外を焼き払う場合や、特定の思想・学問を焼き払う場合」に使う言葉だそうです。

廃止が決まり、書籍は廃棄ですとそのブログには書いてあります。同じブログには大阪周辺の労働問題を研究する有識者のかたから存続を求めるコメントが多数寄せられていますし、彼女たちが運営するようになり、利用者が4倍になっているという報告もあります(http://mainichi.jp/kansai/news/20080516ddf014040019000c.html)。
このように活発に利用されている施設がなぜ廃止になるのか私にはわかりません。専門資料を扱う資料センターとして頑張っている(雑誌にも複数とりあげられている!)、ホームページも自前で作成し、お金をかけずに限られた予算内でやりくりしている努力は何だったのかと考えてしまいます。橋下知事も弁護士時代は判例検索などを利用して、裁判時に過去の判例は調査したはずです。もし橋下知事が労働問題の裁判の弁護を受けると想定した場合、この資料センターを1度は利用したと思います。まあ彼はそれほど情報収集はせずに裁判に臨んだのかもしれませんが。

ここからは推論ですが、橋下知事は、
選挙公約でもあり何とか大阪府の財政再建をやりたい。しかし大阪府の労働組合は強固だ、そこで外郭団体、運営委託をしている施設を閉鎖する方針をだせば、大阪府の労働組合も反対しないであろう。こんな戦略をたてたのではないかと考えます。
もしそうでないなら、労働組合の反対を押し切り職員の賃金カットも実施すべきだと思います(やることが決定したという報道はまだありません)。

また大阪府労働組合の人たちも、自らの賃金カットは反対していますが、自分たちの歴史でもある労働総合プラザに保管されている資料が廃棄されることについて反対しないのはおかしいのではないでしょうか。
ヨーロッパでは民族紛争が起きたとき、相手民族の歴史を消すために国会図書館を襲撃するそうです。今回の橋下知事の行動は非常に類似しています。労働組合を弱体化させるために彼らの過去を消し去る!! ここまでの深慮があっての行動とは考えにくいですが、、、、

まだ詳細が不明ですので、この「焚書」という記事が間違いであってほしいと思っていますが、最低でも書籍の廃棄(資料まで含まれるのかどうか不明)はやめさせなければいけないと考えます。一度離散した資料を集めなおすことは不可能に近いですから。橋下知事の再考を願います!!
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by motohirokoshiyama | 2008-05-30 19:47 | 日記
私の友人が、標記の集会を企画しました。詳細はこちら(http://shaunkyo.exblog.jp/8149308/)にあります。彼女とは昨年の日本図書館協会の全国大会で知り合いになりました。たいへんバイタリティのある方で、どこにそんなパワーがあるのだろうといつも感心しています。そんな彼女がなぜ、このような集会を呼びかけたのか、それは彼女が大阪府の改革プロジェクトチーム(PT)によって、専門情報提供機関や文化関連施設の存続が危機に直面している当事者となっているからです。
彼女の仕事ぶりは、国立国会図書館が発行している「びぶろす」最新号(http://www.ndl.go.jp/jp/publication/biblos/06.html)で取り上げられています。少ない予算での図書館運営を行っている苦心は「大阪府労働情報総合プラザにおける環境整備」(http://www2.ocn.ne.jp/~shaunkyo/227_25-30.pdf)を読んでいただければ理解できます。
自治体の財政状況が危機的状況に陥っていることは理解しています。ただ大阪府労働情報総合プラザ、ドーンセンター、これらの施設が過剰スペックであるから内部の組織も統廃合という考え方で果たしていいのでしょうか。

私事の話になりますが、私も10数年前に企業の新設された資料室に配属になりました。そのとき友人の1人からこのような忠告を受けました(この友人ですが、当時は商社マンでしたが、今は某知事のブレインの1人といわれており、某県知事選挙にも立候補していました)。

「全社の資料センターは運営がたいへんだよ。弊社も全社の資料室を開設したが数年たって閉鎖されてしまった。その原因は全社対応なので、情報提供がどうしても60点レベルになってしまう。企業(特に商社)は情報が命、60点の情報で事業企画を作成していたらライバルに負けてしまう。その結果、資料室は各事業部に分散配置された。君もその点は十分注意しなさい。」このような言い回しで彼は専門情報の大切さについて忠告をしてくれました。

この言葉を肝に銘じて、弊社の情報資料センターは「情報の水先案内人」として機能するように在籍時はいろいろ考えてやってきました。社内人脈を構築して資料室にはない情報は、「○○部のAさんが詳しい」「その情報であればJETROにある」とかクリアリングマップも作成して教宣活動をしてきたつもりです。

今回の大阪府の改革骨子をみていると、さきほど紹介した商社の事例の逆をいっているような気がします。一箇所に図書館機能を集約するという発想ですね。確かにこの方策は無駄の排除(ダブり本などはなくなりますから予算は若干は削減されます)には効果を発揮しますが、専門分野の情報収集にはマイナス面が顕著にでてくるような気がします。
図書館は図に示すように、「人」「資料」「空間」が有機的に結合して初めてその機能を発揮すると考えます。そしてそこで働くライブラリアンはその図書館にある資料の持つ専門性を理解し利用者に対して適切な情報提供サービスをすることが使命のような気がします。ライブラリアンのジェネラリストを育てるにはおおきな図書館はひとつの解決策ですが、現在社会は多様化が進んでいます。情報も多種多様です、このような時代であるからこそ専門情報を扱う資料室が必要なのではないかと考えます。

この集会が盛況になることを期待します。
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by motohirokoshiyama | 2008-05-21 18:28 | 教育と図書館関連
b0077271_1338533.jpg公共図書館に猫が従事していたのですね。知人のブログの中で紹介されていました。また別の友人からも教えていただきました。残念なことに、最近その一生を終えてしまいましたが。
さて、「デューイ」という名前の猫ですが、ある日返却ポストの中に捨てられていたそうで、職員が見つけて保護されました。
以下、カレントアウェアネス-E からの引用です
--------------ここから-------------------------------
デューイは1988年1月18日の夜に,スペンサー公共図書館の返却用ブックポストに捨てられていたところ,翌朝図書館の職員に発見され,保護された。その後図書館評議会と市参事会の承認を経て,同図書館の正式な「スタッフ」の一員に迎えられることとなった。デューイという名前は公募によって,「デューイ十進分類法」から名付けられた。餌の費用は利用者や愛猫家からの募金によってまかなわれていたが,遠くはニューヨークから送金されたこともあったという。なおデューイは勤務にあたり,爪抜きや去勢の手術,ワクチンの接種を受けている。
デューイはスペンサー公共図書館の正式なスタッフとして,8つの職務を担当した。その中には「人々のストレスを癒す」,「毎朝9時に入り口の前に立ち,利用者を出迎える」といった人々を和ませる仕事ばかりではなく,「図書館主催の催しに参加する」,「全米および世界規模で,スペンサー公共図書館の広報活動に携わる」といった,図書館の広報・アドヴォカシー活動をも担うことになった。たとえば地域の新聞,雑誌からの取材や,図書館で活躍するネコの姿を描いたドキュメンタリー映画“Puss in Books:Adventures of the Library Cat”,日本のテレビ番組への出演など,デューイはさまざまなメディアに登場し,スペンサー公共図書館の広報官として活躍してきた。また同図書館友の会が作成した,4種類のポストカードのモデルともなり,1枚1.5ドル(約170円)で販売されるなど,図書館財政をも潤してきた
--------------ここまで-------------------------------
「招き猫」という置物もあります、やはり猫は人を集める可愛い動物なのですね。
デューイは、11月18日に腹部に腫瘍が発見され、安楽死させることになり、ブックポストからデューイを発見した同図書館スタッフのマイロン(Vicki Myron)氏の腕の中でその生涯を終えたそうです。合掌、やすらかに眠ってください。

写真は http://spencerlibrary.com/deweybio.htm から

友人のブログ     →  http://maru3.exblog.jp/d2006-12-06
スペンサー公共図書館 →  http://spencerlibrary.com/deweybio.htm

追記:
パート2を書きましたのでよろしければ読んでください → http://kmotohiro.exblog.jp/10264586/
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by motohirokoshiyama | 2006-12-09 13:38 | 教育と図書館関連
紙の百科事典とともに滅ぶものというコラムが掲載されています。私はある団体で、メルマガ、ブログの編集を担当していますが、別の担当者がブログに掲載していた記事をチェックしていて気がついたのが、この記事です。
記事は読んでいただければわかりますが、ネットが進展して家庭から百科事典がなくなってしまっていることを書いています。図書館には、百科事典はあると思いますが、弁護士事務所からは、現行法規総覧もなくなっているかもしれませんね。ネット社会の便利さは感じていますが、このコラムの最後にある言葉にも考えさせられます。
「知りたい情報を、何の記事項目に求めるべきか。意図した単語が項目になっていない場合はどうするか。デジタル化された事典なら全文検索であっさり見つけられるだろうが、紙の事典ではそこで、自分の求める知識への目的意識を鮮鋭化する必要があった。実はそれは、知的活動の重要な第一歩だったのではないか。」
その通りだと思います。教育基本法が参議院を通過するのは時間の問題ですが、ネット社会において「知的活動の重要さ」をどのように理解させ、習得させるかは大きな問題だと思うのですが。
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by motohirokoshiyama | 2006-11-29 21:48 | 教育と図書館関連
今年の8月に起きた、山口・徳山工業高専女子学生殺害事件で実名が報道された新聞に対して、閲覧規制をかけた公共図書館が多数あったことが問題となり、図書館関連ブログでも話題となりました。図書館の元締めでもある、日本図書館協会でもこの問題について検討していたようで、11月1日の朝日新聞にこのような記事が掲載されていました。
事件発生直後にも、松岡常務理事が同種のコメントをだされていたのでいずれはこのような発表があるとは思いました。
少年犯罪の実名報道紙・誌 図書館協会「原則公開」へ
まだ、日本図書館協会のページには関連記事のみの掲載しかありませんが、いずれは掲載されるのではないかと思います。と記事を書いていると、まだ制限をしている公共図書館があることを知り、複雑な心境です。
高専生殺害の実名報道紙、閲覧制限続ける 奈良の図書館

個人の見解を言わせていただければ、「図書館は言論の自由を守る役割がある。記事の内容は読者が議論すべきことだ。一般的に閲覧制限は検閲につながる。図書館は資料を提供し、国民の知る自由を後押ししなければいけない。記事内容の判断には、極めて慎重でなければいけない。」と言う松岡事務局長(現在入院中とか、いち早い復帰をお祈りします)の意見に賛成です。

ここからは宣伝ですので読み飛ばしてもかまいません。
さて、今月末(11月20日~22日)にはパシフィコ横浜で、「図書館総合展」というイベントが開催されます。図書館関連メーカーの展示と各種のセミナーがあります。久しぶりにセミナーでパネリストをやることになりましたので、資料作成を楽しんでいます(実際は苦痛ですが)。
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by motohirokoshiyama | 2006-11-04 11:23 | 教育と図書館関連
23日の読売新聞に「著作権、映画以外も50年→70年に…関係団体が一致」という記事が掲載されていました。
 文学や音楽、美術、写真などの著作権の保護期間を現行の著作者の死後50年間から、欧米並みの70年間への延長を求めていくことで関係団体の意見が一致した。9月中にも共同声明をまとめ、文化庁に著作権法の改正を要望する。(以下略)

以前より、著作権に関連する団体の間では、著作権問題や公貸権(Public Lending Right)の問題が議論されていました。この段階での著作権保護の動きは、著作権の延長ではなく、現在著作権のある著作物についての保護を求める動きが中心であったのではと思います。ここに、興味深い声明があります。

図書館の今後についての共同声明
この声明は平成17年11月8日に、社団法人日本児童文学者協会、社団法人日本児童文芸家協会、社団法人日本推理作家協会、社団法人日本文藝家協会、社団法人日本ペンクラブの5協会の会長連名で発表されています。声明の中では大きく3つのことが言われています。
① 図書館予算の増大。
② 専門知識をもつ図書館司書の増員。
③ 国家または公的機関による著作者等への補償制度の確立。

主として、③を主張するために、①、②が追加されていると考えるのは、私の偏見かもしれませんが、この声明の主旨は「図書館の今後」ではなく「私たち、著作者の今後」をどうして守るかという論調に思えてなりません。皆さんも一度是非読んでみてください。
さて今回、読売新聞に掲載された「著作権の延長問題」も関連団体は、重複しているように思います。単に著作権だけでなく、知的所有権まで範囲を拡大して議論するのであれば大賛成ですが、著作権のみを取り上げて、50年から70年へ延長するという申し入れはいかがなものかと考えます。

米国では、「著作権法」を「ミッキーマウス法」と呼んでいる人がたくさんいることをご存知ですか。このことは、あと20年後に、著作権はまた、何十年か延長される可能性があるということを示唆しているように思います。

本件に関連するサイトは以下の通りです。
オーストラリアの著作権期間延長、低劣な分析 → ホームページへ
青空ブログ(今回の著作権についての意見があります) → ホームページへ
知的所有権協会(知的所有権の種類などの説明があります) → "ホームページへ
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by motohirokoshiyama | 2006-07-25 19:00 | メディア(本、映画、記事)紹介
 日本のデジタル・ライブラリー構想はどうなっているのだろうかという疑問があります。デジタル・ライブラリーというか、電子情報サービスはどうなっているか、この全体像を把握している人はまずいないのではないかと思います。

 そこで、私が所属する専門図書館協議会の全国研究集会の分科会で「電子情報サービスの現状」という企画を立てました。発表していただく機関は、JST、NIIそしてNDLという、「いわば国家予算を使い資料のデジタル化を率先して行っている3機関です。またこの3機関は各種の電子情報サービスを展開しているのですが、その全容を紹介しているページがなく、非常にプロダクトアウトだという印象を持っていました。」(言い方が不適切かもしれませんが、申し訳ありません)

 分科会での発表は内容の濃いもので、私の知らなかったサービスも多々あり、非常に参考となりました。またこのときの配布資料も期間限定でWebに公開しています。興味のある方はダウンロードしてください。

 また、JSTではGoogleとジョイントしたサービス展開を考えており(Google Scholar)、ワールド・デジタル・ライブラリーの一翼を担う役割を果たしていきそうです。Google Bookだけでもびっくりしたのに、別サービスまで考えているGoogleのすごさにまたびっくりもしました。

 Google Bookは、日本版のリリースも検討しているようで、Googleの人材募集のページ(こんなページがあることもびっくりですが)に出版社パートナー開発担当職募集が掲載されていました。ちょっと古いですが、こんな記事(グーグル、日本でも書籍全文検索サービス提供へ)もでています。
 
日本(語)でも近々、ワールド・デジタル・ライブラリーが実現するのではないかと感じている今日この頃です。

 Google Bookについて    → http://books.google.co.jp/intl/ja/googlebooks/about.html

 Google Scholarについて → http://scholar.google.com/intl/ja/scholar/about.html

参考:専門図書館協議会・全国研究集会の配布資料(~8月末まで公開中です)
 1.「J-STAGEによる電子ジャーナルの提供とJournal@rchive 」(約5.0MB)
  http://www.jsla.or.jp/seminar/document/s1-JST-Wada-AM.pdf

 2.「国立情報学研究所の電子情報サービス」(940KB)
  http://www.jsla.or.jp/seminar/document/s1-NII-Ojiro.pdf

 3.「国立国会図書館の電子情報サービス」(944KB)
  http://www.jsla.or.jp/seminar/document/s1-NDL-Uetsuki.pdf

 4.「J-STAGEと電子ジャーナルの今後」(370KB)
  http://www.jsla.or.jp/seminar/document/s1-JST-Wada-PM.pdf

5.「機関リポジトリ振興を通じた最先端学術情報基盤(CSI)構築:NII」(573KB)
http://www.jsla.or.jp/seminar/document/s1-JST-asoshina.pdf(2006.7.21. add)
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by motohirokoshiyama | 2006-07-20 21:01 | 教育と図書館関連