【MotoGP】カワサキがMotoGPから撤退
2009年 01月 08日
オートバイの世界ロードレース選手権シリーズ(WGP)の最高峰クラス、モトGPに参戦している川崎重工業(カワサキ)が、景気悪化による業績低迷を受け、活動休止を検討していることが7日、分かった。同社広報部は「活動休止を検討中だが、最終決定はまだ」と説明した。カワサキは1970年代、80年代に続き、2002年途中から最高峰クラスに参戦していた。
とありますから、もうカワサキのライムグリーンのマシンを見ることはできないかもしれません。2002年に復帰し、中野選手が表彰台を獲得するなど活躍した時期もありましたが、最近は低迷しており成績不振も撤退のおおきな要因かもしれません。
これで、世界のモータースポーツシーンから撤退する日本企業は、ホンダ(F1)、ススバル(WRC)、スズキ(WRC)に続き4社目となります。ワークスライダーのメランドリ選手、ホプキンス選手の移籍もこの時期だと無理でしょうから、同じ撤退を決めるのであればシーズン終了時点を選ぶとか、影響が少ない時期を選ぶべきではと思います。
撤退ついでに、売却先を検討しているホンダF1チームですが、エンジン候補にフェラーリがあがっているそうで、もし参戦が決まればフェラーリエンジンで参戦するとの情報もあります(トーチュウより)。シューマッハ選手も買収の候補者にあがっているとの情報もあり、こちらは買収先が早く決まり、3月開催のオーストラリアGPでグリッドにつけることを祈るのみです。モータースポーツも暗い話題が多い1年となりそうです。
写真は http://motorsport.com/photos/ から