1年に1度の競馬の祭典/日本ダービー
2006年 05月 26日
さて、今年はディープインパクトのような大本命がいない混戦です。その中で何が優勝するか、もう私の結論はこのブログを読んでいる方はおわかりだと思います。ということで予想というよりは、競馬の世界の人のつながりについて考えてみます。
さてそのマルカシェンクは、河長産業の持馬で瀬戸口厩舎、主戦は福永祐一騎手です。福永&マルカで思い出すのはマルカコマチではないでしょうか。このマルカコマチは北橋厩舎(福永の師匠で今年定年をむかえるまで、福永騎手の所属厩舎)所属で、祐一が厩舎管馬で初めて重賞を勝った思い出の馬です。レースは京都牝馬ステークスで、差し切り勝ち、インタビューのあとうれし泣きをしていた福永騎手が印象的でした。またマルカコマチで同じ年の小倉大賞典(この年は中京競馬場開催)で発走前に落馬して大怪我をしたことでも有名です。
マルカの馬はほとんどが、北橋、瀬戸口厩舎所属で、主戦は福永祐一、重賞レースでときどき好走するレベルの馬が大多数でしたが、このマルカシェンクはものが違うと関係者がいうように2戦目で重賞勝ちをおさめ、昨年はクラシック一番星と騒がれていました。福永祐一をデビューから支えていた瀬戸口勉調教師も来年定年で瀬戸口厩舎も解散ですから、サンデーサイレンスのラストクロップであり、瀬戸口調教師最後のダービー出走馬(メイショウサムソンもいますが)となるマルカシェンクには何かの因縁を感じてしまいます。
日曜日は、マルカシェンクの単勝を買って応援することにします。
ちなみに、杉本清さんはこんな予想です。