企業の不祥事、多発に思うこと
2007年 01月 28日
次は関西TVの件、「あるある大事典2」は以前から「やらせ」のある番組であるという噂は流れていました。番組の進行や出演する方たちから判断して、話されている内容は真実であると感じてしまいますから、「やらせ」「捏造」などはその波及がどれほどの社会現象になるかは容易に想像ができたはず、やはり視聴率かせぎが至上命題となっているTV局の宿命なのかと非常に残念におもいました。
話は変わりますが、NHKでもやらせが問題となり「プロジェクトX]は中止になりました。後番組として「プロフェッショナル 仕事の流儀」という番組が木曜日に放映されています。先日の放送は、大野和士さんとしう指揮者の方にスポットをあてたものです。指揮者の職能を知らなかった私には指揮者とは何をする人なのかが理解できたこともプラスでしたが、彼の仕事に取り組む姿勢はたいへん参考になりました。「リスクは自分で背負う」「確信を持って、ことに取り掛かる」などあたり前のことですが、なかなかできないことを実践している彼はさすがに、音楽の本場で認められているのだなと思いました。【ただし、この「プロフェッショナル 仕事の流儀」ですが、あたりはすれが大きいのが欠点です(ちょっと生意気かもしれませんが)。感動する45分間のときもあれば、単に生意気な人がでている45分間もあります、まあ主観の問題ですから、番組を見た視聴者が判断をすればよいことですが。】
この他にも、APAホテルの耐震偽造発覚、ゼネコンの談合疑惑など不祥事だらけ、不祥事は企業だけでなく、代議士の世界でも角田参院副議長が政治資金関連で辞任、事務所経費の使用方法で複数の代議士が虚偽の申告(法律的にはOKでも、一般には通用しません!)しているなど、やはり日本はどうかしたいるのかもしれません。
最後に今まで環境問題に対して消極的であったUSA、ブッシュ大統領が演説の中で、「地球温暖化に対して対応をしていく」と初めて言いました。民主党の大統領候補のヒラリー上院議員も公約の中に「地球温暖化対策」を取り入れてます。今までは、ヨーロッパ主導、日本追随、USA消極的という図式でしたが、USAが本腰をいれると日本のみが取り残されて、世界の悪者(温暖化の原因は日本にある!)となる危険があります。不祥事ばかり起こしているのではなく、未来の子供たちがすみよい地球をどうしたらよいかを考えていかなければいけないのではないでしょうか。