WRC第7戦、グロンホルムが優勝
2007年 05月 21日
この結果、グロンホルムはドライバーズ選手権でローブを逆転して1位、フォードもマニュファクチャラー選手権でもシトロエンに対するリードを拡大し21ポイント差としています。
「今日は確実にラリーを走り終えて、アクロポリス・ラリーに向けてマシンを維持することに全力を費やした。このレグのステージは高速でナローだったので、どんなささいなミスも大きな痛手になることを我々は分かっていた。アタックをかければヘニング(・ソルベルグ)を捉えられるチャンスもあったが、リスクを負う余裕はなかった。浮き沈みの激しいラリーだった。今回も、序盤で我々が見せていたペースは、非常に心強い内容だった。今の課題は、イベントを通してキープできる速さでポイントを獲得すること。まだやり残していることはあるが、それを消化しつつあるし、チームはこれまで以上に懸命な作業を続けている」
「タフな一日になると予想していたが、あきらめずに努力を続けることの大切さも痛感した。最終的に、SUBARUのためにマニュファクチャラーズポイントを獲得できたんだからね。SS5で石にヒットしたことで、バトルからは大きく後退し、初日の午前中にコンペティティブなタイムを出していただけにとても残念だった。これらのタイムにはマシンのポテンシャルがはっきりと表れている。これからは、アクロポリス・ラリーに向けて、マシン作業に取り組んでいく」
SS13:(10.66km):Fastest Time: ミッコ・ヒルボネン(フォード) 7:21.9
SS14:(07.67km):Fastest Time: ヘニング・ソルベルグ(フォード) 5:37.3
SS15:(09.04km):Fastest Time: ミッコ・ヒルボネン(フォード) 4:38.0
SS16:(10.66km):Fastest Time: ダニエル・ソルド(シトロエン) 7:06.4
SS17:(07.67km):Fastest Time: ヘニング・ソルベルグ(フォード) 5:29.4
SS18:(09.04km):Fastest Time: ミッコ・ヒルボネン(フォード) 4:31.3
1 3 M.グロンホルム/T.ラウティアイネン フォード・フォーカス 3:48'42"0
2 4 M.ヒルボネン/J.レーティネン フォード・フォーカス R +29"2
3 2 D.ソルド/M.マルティ シトロエンC4 +1'21"8
4 10 H.ソルベルグ/C.メンケルド フォード・フォーカス +1'36"6
5 7 P.ソルベルグ/P.ミルズ スバル・インプレッサ +2'34"2
6 21 T.ガルデマイスター/J.ホンカネン ミツビシ・ランサー +5'02"1
7 5 M.ストール/I.ミノール シトロエン・クサラ +5'28"6
8 26 J.ハンニネン/M.マルックラ ミツビシ・ランサー +9'31"7
9 9 J.ラトバラ/M.アンティラ フォード・フォーカス +11'27"7
10 8 C.アトキンソン/S.プレボ スバル・インプレッサ +16'19"4
写真は http://motorsport.com/photos/ から