亀田興毅が謝罪会見 父史郎氏は辞任申し入れ
2007年 10月 26日
あわせて大毅選手と兄の亀田興毅選手に対する処分も発表し、大毅選手に厳重注意と練習再開時に謝罪会見を開くことを求め、興毅選手には3ヶ月間の試合出場の自粛とし、協栄ジム内での練習再開を許可しました。これで、一連の亀田家騒動に一応の終止符が打たれたわけです。また会見には興毅選手が同席し、亀田家を代表して謝罪しました。
<記者との質疑>
―亀田家を代表して会見をした理由は。
「見ても分かるように、おやじはああいう性格で不器用。『おまえらに迷惑を掛けたらいけない』と言われたのもあったから、おれが亀田家の長男として、ここに来た」
―世界戦で反則を指示したとされるが。
「大毅の世界戦だし、舞い上がっていた。頭が真っ白になり、何を言ったのか覚えていない。でも映像も残っているのは事実だから、深く反省している」
―これまでのパフォーマンスについて。
「試合に向けての作戦というのもあったが、行き過ぎたところもあった。そのあたりも反省して、これからやっていく」
―史郎氏への思いは。
「小さい時からここまで育ててくれたのはおやじだし、今ここにいるのはおやじのおかげ。みんないろんなことを言うけど、世界一のおやじだと思っている」
―今後について。
「不安だらけ。何もかも1からのスタートだけど、1日も早く気持ちを入れ替えて最強のボクサーになりたい」
―ファンにひと言。
「いつまでもこういう姿ではなく、明るい姿を見せたい。早くリングに上がって闘い、勝って喜んでもらいたい」
父親よりしっかりした対応を取っており、いい指導者(ボクシングだけでなく、道徳的な面)に恵まれれば、立派なボクサーとして育っていきそうですね。
写真は http://www.sponichi.co.jp/index.html から