【F12008】ベルギーGP激闘の末の結果は予想できませんでした
2008年 09月 08日
終盤の土砂降りの雨の中でのハミルトン選手とのデッドヒートの最中、ちょっとしたハンドル操作(またはタイヤのスリップ)ミスで彼のレースは終了してしまいました。
そしてこの激闘に勝利したハミルトン選手がトップチェッカーを受けたのですが、レース後の審査でシケインをショートカットしたことにより25秒のペナルティを受け、マッサ選手が繰り上がりの10ポイントを獲得、ハミルトン選手は3位に降格となってしまいました。
明るい話というほどではないですが、ヴェッテル選手、ボーデ選手のトロロッソ勢が2台そろって入賞しました。最近の活躍は兄貴分のレッドブルを凌いでいます。来年このチームに佐藤琢磨選手が入る可能性があるといわれており、実現すれば再び琢磨選手の表彰台が見れるかな、なんて考えちゃいました。
さて、ハミルトン選手のペナルティです。確かにシケインをショートカットしたことは事実ですが、それがペナルティにあたるかどうかは微妙だと思います。審査自体が別の思惑もあって行われたのではないか、そんな勘ぐりをしてしまいそうな最近のF1GPです(前戦もマッサ選手が審議の対象になりましたし)。
ハミルトン選手が所属するマクラーレンは、国際自動車連盟に処罰への異議を申し立てるそうですから、また法廷(サーキット上ではなく)の席でF1チャンピオンが決定してしまうという事態がおこる可能性もでてきました。F1はスポーツなのですから、やはり決着はサーキットの上でつけてほしいと思います。
決勝
1 F・マッサ フェラーリ 1:22:59.394
2 N・ハイドフェルド BMW + 9.383
3 L・ハミルトン マクラーレン + 10.539
4 F・アロンソ ルノー + 14.478
5 S・ヴェッテル トロロッソ + 14.576
6 R・クビサ BMW + 15.037
7 S・ボーデ トロロッソ + 16.735
8 M・ウェーバー レッドブル + 42.776
9 T・グロック トヨタ + 67.045
10 H・コヴァライネン マクラーレン + 1 laps
11 D・クルサード レッドブル + 1 laps
12 N・ロズベルグ ウィリアムズ + 1 laps
13 A・スーティル フォースインディア + 1 laps
14 中嶋 一貴 ウィリアムズ + 1 laps
15 J・バトン ホンダ + 1 laps
16 J・トゥルーリ トヨタ + 1 laps
17 G・フィジケラ フォースインディア + 1 laps
Did not finish
18 K・ライコネン フェラーリ + 3 laps
19 R・バリチェロ ホンダ + 24 laps
20 N・ピケ・ジュニア ルノー + 31 laps
写真は http://www.afpbb.com/category/sports/motor-sports から