【自民党総裁選挙】予想通り5名が立候補、史上最多の候補者ですが
2008年 09月 10日
昭和40年代に、三角大福という佐藤総理引退後の総裁選挙が4名が争った選挙がありましたが、あの時に比べると候補者のレベルが低いように思います。三角大福といってもご存じない方も多いと思いますが、
三木武夫元総理、田中角栄元総理、大平正芳下総理、福田 赳夫元総理と全てが後日に総理大臣となる4人が争った選挙でした。結果は田中角栄氏が勝利し、この後に「日本列島改造論」を世に発表することとなります。後日談ですが、日本列島改造論のドラフトを執筆した方とお話しする機会があり、このようなことを言われていました「人生の失敗は、日本列島改造論です。それはあの考え方を検証する時間がなく、発表されてしまったことです。田中さんは今回の総裁選挙は福田に負けるが、その次は絶対勝ちたい。そのための目玉となる政策を考えて欲しい。このように言われて、書いたものが検証前に世にでてしまった。数年かけて検証すれば素晴らしいものになったと思う。」多分このことは事実だと思いますし、世の中総理の順番が変わっていれば全然、違う世界(日本)となっていたかもしれません。
今回は、麻生氏絶対有利といわれていますが、最近の総裁選挙は何でもありの選挙ですから、誰が勝ってもおかしくないと思いますが、誰がなっても自民党は激変しない(ほとんど変化はしない)と思いますが。
写真は http://www.jiji.com/ から