【総選挙】総裁選はどこへ、世の中は既に総選挙モードに突入!
2008年 09月 19日
総裁選挙はもう関係ないとばかりに、自民党・公明党では衆議院解散は10月3日、総選挙は同月26日と決定したようで、世の中すでに総選挙モードに突入しています。民主党は国民新党との合併を進めていく方向が確認され、野党連合が走り出しましたが、合併方式について両党では相違があるようでまだ中止の可能性もあります。
そのような中で、現職・新人といろいろな方の立候補、引退が発表されていますが、どうも話題性では民主党圧勝のようです。まずはまずは自民党から。
河野洋平衆院議長が引退します。「体調面が不調で、年齢も70歳を超えた。若い人に託したい」が引退会見での引退理由。後継には大学の客員講師の牧島かれん氏だそうです。
岩手1区では、県議の高橋比奈子さんが立候補します。高橋さんは盛岡市出身、日大芸術学部卒。テレビ岩手アナウンサーを経て、1995年から盛岡市議を務め、3期目途中の2005年の県議補選で初当選し、現在2期目だそうで、マスコミ関連の代議士を目指します。
一方の民主党は活発ですね。小沢代表の国替えが話題となっていますが、この人も選挙区を変えて戦うことが発表されました。太田和美議員が福島2区から総選挙を戦います。太田さんは、2006年の衆院千葉7区補選で初当選し「民主党のジャンヌ・ダルク」とも呼ばれた有名な方。また当選後に「キャバクラ勤め」の経歴を指摘され、「社会経験」とはねのけたことでも知られています。
福田さんは会見で、「薬害肝炎問題にかかわり、国民の命を奪うのも政治だし、救うのも政治だということを痛感した。国民のための政治を取り戻したい」と心境を語っています。会見に同席した小沢代表も「手練手管にたけた政治のプロではなく、国民生活のために取り組む人材が今の政界に必要。素晴らしい候補者を得た」と最大級の賛辞の言葉を贈っています。
これからあっという大物さんが立候補するかもしれませんが、10月は選挙一色となりそうな気配ですね。
写真は http://www.jiji.com/jc/p から