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by motohirokoshiyama
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今年金沢に行くまでは、この夢のような構想は果たして実現するのであろうかと半信半疑でした。ところが先々週金沢工大で「国際ラウンドテーブル」に出席した後、近未来にこの「デジタル・ライブラリー」は必ず実現するであろうろいう確信を持ちました。

まずは。Googleの「Google Book」ベータ版ですがすでにかなりの検索が用意されています。またフルテキストにたどりつくことができる文献もかなり用意されています。そして一番感心したのは、ヒットした文献を購入できるサイトを紹介していることです。
まさに、ライブラリーと本屋さんがこの世界では共存しています。

アドレスはこちら →  http://books.google.com/

また、シンポジウムで発表された先生方は、全てコンテンツが大事であるというベースにたってお話しをされていました。このことは非常に重要で、デジタル化をすることは維持が大変で、コンテンツ収集を怠るとすぐに陳腐化してしまうということをよく理解されているということです。

にわかSE(特に、司書で若干システムのことがわかる人)は、まずシステムありきからスタートします。私が所属している団体でもそういう人は数多くいました。その人たちは何か新しいことをしたい、それはシステムだと短絡的に考えてしまいます。システムなどはコストをかければ簡単に構築できます。問題はそのシステムのデータベースなのです。これは長年にわたり維持管理していかなければいかないものですし、新しいコンテンツを追加していかなければいけません。この手法を理解していないと「絵に描いた餅」となってしまいます。

今回、金沢工大の「国際ラウンドテーブル」の講師の方々はここを理解されてお話しをされていました。このことが、「ワールド・デジタル・ライブラリー」が実現すると私が考える理由です。
今回は、そのさわりの部分をお話ししましたが、次回は米国での事例を含めてお話ししていきたいと思います。地域情報化は全世界に広がっているのですね。
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by motohirokoshiyama | 2006-07-18 23:23 | 教育と図書館関連
昨年、野々市町に新庁舎が建設されました。野々市町は石川県の金沢市のベッドタウンとして、また金沢工業大学がある町としても有名です。
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さて、単に新庁舎ができただけでこのようにブログの題材として取り上げているのではありません。素晴らしい空間構成を持ったりっぱな建築物です、そしてコの字をした建物の中庭では、結婚式を挙げている町民、金沢工大OBの方もいます(以前、新聞記事で見た記憶があります)。

特徴的なことは、この庁舎には情報交流館「カメリア」が併設されています。このこと自体は、各自治体で最近実施されていますが、計画当初から情報交流館構想があり、また金沢工大とのコラボレーションにより運営されているところが注目に値します。単に施設をつくっただけでなく、その後の運営も考えて構想を策定したところが素晴らしい所以です。その中心人物が、竺先生です。このブログにも時々名前を出させていただいている、金沢工大ライブラリーセンターの館長であり、建築家の教授でもある、私の尊敬する数すくない人物です。
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写真を見ていただければわかりますが、おおきな吹き抜けのある施設の1階には、自由に利用できるPCが数十台設置されています。それぞれ、一人で利用する人、複数人で利用する人用にブース(コーナー)が分かれています。PCを利用した教室や、PCを活用した作品展示会、高学年向けのCGを利用したアニメ展などの企画も様々あり、生涯学習の一拠点としても機能しています。自治体と大学が協働(コラボレーション)で施設を活性化していることが、他の自治体との違いですし、このような構想を考えられた野々市町、金沢工大の関係者の方の素晴らしさに脱帽です。
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ぜひ、全国に類似昨日を持つ施設が多数建設されることを望むのは私だけではないと思います。
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by motohirokoshiyama | 2006-07-13 21:08 | 施設・装飾品紹介

CSRについて考えよう

“CSR”とはCorporate Social Responsibilityの頭文字をとった表現で、日本語では「企業の社会的責任」と一般的に言われます。
“CSR”という言葉自体は新しく海外から来たものですが、もちろん、日本企業はこれまでにも社会に対してさまざまな貢献を通して社会的責任を果たしてきました。
たとえば、製品やサービスの提供、雇用の創出、税金の納付、メセナ活動などが挙げられます。
しかし、企業の社会的責任の定義や範囲は時代とともに移り変わり、近年は、従来とは違った角度から企業の社会的責任が議論されています。その背景には、「マルチ・ステークホルダー・エコノミー」と呼ぶべき新たな時代の到来があります。企業と何らかの利害関係を有する主体はすべてステークホルダーです。
ステークホルダーには、顧客、株主、従業員のほか、取引先、地域住民、求職者、投資家、金融機関、政府など、実に多くの主体が含まれます。企業にとって、これらのステークホルダーそれぞれとの関係をこれまで以上に大切にし、具体的かつ実効性のある配慮行動をとることの重要性が増しているのです。その結果、現代企業に求められる社会的な責任は、従来の経済的あるいは法的な企業の責任を大きく超えた概念にまで広がったと言えます。
また、Cが”Consumer(消費者)”、”Citizen(市民)”、”Community(地域)”、”Country(国)” といった立場からも考えなければいけないのではないかという新しい動きもあります。


なんてえらそうに、ある図書館系のメルマガに書いてしまったことがあります。最近、ある方たちの会合でCSRの話題がでました。地域コミュニティとCSRという関連性についていろいろな意見を交わした記憶が残っています。
最近とどいた、公共図書館のメルマガにも「CSR関連書籍を収集しています」と言う記事がありましたし、CSRはこれからますます注目されていくような気がします。

CSRについて、ちょっと深く勉強してみようかと考えている今日この頃です。
そうだ、この本(CSRの最前線)で勉強しよう。
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by motohirokoshiyama | 2006-06-08 20:26 | 教育と図書館関連
物理的な空間と論理的な空間の融合が求められています。特に、インターネットに代表される論理的な空間の充実が今後益々重要となっていきます。
ポータルサイト、情報のハブ拠点など、いろいろな表現の仕方はありますが、図書館は情報拠点としての役割を期待されています。
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そのためには、物理的な空間の整備も重要です。静かに調べものができるキャレル、コーヒーを飲みながら瞑想にふけることができるカフェテリア、数名で協働して研究することができる学習室、そしてインターネットに接続し、図書館外の情報が簡単に取り出すことができるLAN設備を用意したブラウジングスペース。
これらは時代の進歩とともに、フレキシブルに対応し変化していくことができるような建築的対応も当然要求されます。
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by motohirokoshiyama | 2006-05-09 12:53 | 教育と図書館関連
久しぶりの図書館ネタです。3回目は情報についてです。
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情報は4つの事象に区分されると考えます。デジタル・アナログ情報とフロー・ストック情報です。
図書館というと一般にはストック情報を収集するところという側面が強いですが、新たなサービスを考える場合、この4つの事象の情報をどのように組み合わせ用意するかが重要です。。
また情報の質についても考える必要があります。無料貸本屋と言われないためにも、最低でも公共図書館の倍、地域資料の収集は必須でしょう。自治体関連資料は言うに及ばず、その地域のある大学の研究レポートなど、「地域の情報はすべてあります」といえるよう収集活動をしていく必要があります。
デジタル情報についても積極的に取り組む必要があります。「オープンテキスト」は学術機関では一般となっていますが、まだ公共図書館では利用できない館が多数です。著作権処理などの課題はありますが、是非公共図書館も「オープンテキスト」に限らず、デジタル情報収集・提供に力を注ぐべきではないでしょうか。
また地域資料のデジタル化も重要です。デジタル化することにより利用はデジタル化されたものでよくなり、オリジナルの劣化防止に役立つというメリットがあります。
専門図書館においても、デジタル、アナログ、フロー、ストックの資料について、その専門性に鑑み収集することが慣用です。大学の学部図書館であれば、フロー情報を中心に収集するとか、その図書館の個性をだす資料構成がポイントではないでしょうか。
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by motohirokoshiyama | 2006-05-07 10:48 | 教育と図書館関連
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図書館についての人を考える場合、図書館員のみについて考えてはいないでしょうか。ビジネス支援を20年近く行っている、神奈川県立川崎図書館ではビジネス支援コーナーを開設していますが、コンサルテーションを行っているのは図書館員ではなく、県の他部署の人間や財団法人の人間です。主題情報については専門家の知識に勝るものはありません。地域の大学や専門情報機関と連携することにより、ビジネス支援、医療情報支援など利用者ニーズに即した幅広いサービスが提供可能となります。企業の資料室でも他部署との連携により幅広い情報提供が実現可能です。
また、利用者についてもボランティアとしての活用が期待できます。2007年以降は図書館ボランティアが急増する可能性を秘めています。ボランティア活動の枠組みをかえ、レファレンスサービスのサポートを担当させるなど、団塊の世代のノウハウを積極的に取り入れていく必要ではないでしょうか。
最後にこれらを取りまとめる図書館員の資質も重要です。司書としての専門知識は今まで以上に重要となる一方、外部の人間を取りまとめるコーディネート能力など組織運営能力がより重要となります。またサービス業として図書館を考えると、その館の顔ともいうべきコンセルジェとしての能力も重要となってきます。
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by motohirokoshiyama | 2006-05-03 10:23 | 教育と図書館関連
 電子図書館という言葉が活字となってあらわれてから数年が経過しています。国立国会図書館の電子図書館の蔵書に代表されるように、電子図書館花盛りです。さて、とはいうものの相変わらず紙媒体の資料も図書簡易はたくさんあります。では図書館はどのように変わっていくのでしょうか。私は下記のように、当分は「ハイブリッドな資料構成のライブラリー」となっていくと考えます。
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媒体から図書館をみると、上のような考え方になりますが、そもそも図書館とはどういうところなのでしょうか。原点にたちかえり図書館を考えるとどうなるでしょうか。図書館とは、人、資料、空間の3つの構成要素が融合している館ではないかと考えます。
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これら3つの構成要素が互いに融合し、また協働して運営されてこそ、新時代の図書館ではないかと考えます。それぞれのパートについて次回以降、考えていくこととします。
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by motohirokoshiyama | 2006-05-02 00:08 | 教育と図書館関連
4月21日に、文部科学省から「これからの図書館像 -実践事例集ー」が発表されました。これは4月6日に発表された「これからの図書館像-地域を支える情報拠点をめざして-(報告)」で紹介されていた複数の図書館をまとめて紹介しているレポートです。目次は以下の通りです。
はじめに
1. これからの図書館サービス
 ア. 課題解決を支援する図書館サービス
 イ. 情報コミュニケーション技術(ICT)を活用した図書館サービス(ハイブリッド図書館)
 ウ. 他機関と連携した図書館サービス
 エ. 多様なニーズへのサービス
 オ. 地域振興をめざす図書館サービス
2. これからの図書館経営
 ア. 図書館の新しい経営形態
 イ. 図書館と地域のむすびつき
 ウ. 市町村合併を活かした図書館経営
 エ. 図書館経営の新たな視点
3. 最近の図書館の潮流

23の図書館が紹介され、各図書館5~8頁にまとめられています。すべての事例は公共図書館ですが、「ハイブリッド図書館」「図書館経営の新たな視点」など、企業・団体の専門図書館でも参考になる事例がもりこまれています。公共図書館の事例集だといって、何も参考にならないと考えるのは早計ですから、是非専門図書館関係者も一読してほしいものです。
蛇足ながら、パラパラと頁をめくっていたら私の後姿が写った写真(セミナーの写真です)が掲載されていました(ビックリ!)。

アドレスはこちらです。
これからの図書館像-実践事例集-
これからの図書館像-地域を支える情報拠点をめざして-(報告)
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by motohirokoshiyama | 2006-04-27 15:53 | 教育と図書館関連
 地域情報拠点としての図書館を考えてみました。昨年、山中湖情報創造館でのセミナー討論の結果を自分なりにアレンジしたものです。いかがでしょうか。
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① まず地域の情報化を考える場合、その地域の情報政策と地域の情報との接点を考えます。そのためには地域の情報には何があるかを考えます。私たちは地域の情報は「まちの記憶」ではないかと考えます。これら「まちの記憶」をデジタル化し、どこでもとりだせるようにする=ユビキタスの考え方が重要なキーとなります。
② では、これらの担い手はどこでしょうか? 自治体内には図書館をはじめ、各種の情報提供機関があります。最近はPFI事業、指定管理者による運営も増加しています。これらを統合化した(ボランティア団体でも可能)シティー・アーキビストという考え方もあると思います。
③ また、地域のメディアも運営に参画することを模索しています。彼らは、地上波デジタル放送、インターネットの普及というように経営基盤をゆるがす危機に直面しているからです。
④ そして、これらの運営主体は連携・協働して、資料の収集・保存・加工・提供を行っていくことが考えられます。またこの活動こそが地域情報拠点に求められている機能ではないかと考えます。
⑤ ここで、収集された情報(資料)は、合併による地域のアイデンティティ消滅の危機を救うこととなり、住民の問題解決や地域のセールスプロモーションへの活用が期待できます。欧米では、地域紛争が勃発したとき、まずその民族の歴史を抹消するために図書館を攻撃するそうです。合併により、町の歴史が消滅することを防止するためにもこのような作業は必要だと考えます。
⑥ これらの資料は、付加価値をつけることにより外販することも考えられます。民間のノウハウを取り入れて運営することにより、外販で得た利益を資料の収集にあてるなどの晃華が期待できます。
⑦ 地域情報拠点としての図書館を情報という切り口からまとめるとこのような姿が浮かび上がるのではないでしょうか?
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by motohirokoshiyama | 2006-04-17 21:09 | 教育と図書館関連